作業療法士の資格手当はどのくらい?相場や手当を上げる方法をご紹介

リハビリをする高齢者とスタッフ
作業療法士の資格手当について、その内容や金額の相場について気になる方はいるのではないでしょうか。資格手当とは、特定の資格を保有しているときに支給される手当です。作業療法士は国家資格のため、給料に資格手当が含まれていることがほとんどです。

この記事では、資格手当の概要や相場などをご紹介します。資格手当がどのようなものなのかを理解しておくことで、給料の内訳を知るきっかけとなるでしょう。

資格手当とは?

考えるスタッフ
資格手当とは、特定の資格を保有している場合に支給される手当のことです。資格手当は法律による決まりがなく、職場によって支給の有無や金額が異なります。資格手当がある職場の場合、決められた額が基本給に上乗せされる形で支給されます。

基本的に資格手当は毎月受け取れますが、なかには一定期間のみのケースもある点にも注意しましょう。資格手当のある職場を探す際は、募集要項をよく確認してみてください。

作業療法士における資格手当とは?

リハビリをする女性とスタッフ
作業療法士で働くときの資格手当のあつかいは、どのようなものなのでしょうか。ここではその詳細について解説します。

作業療法士の資格自体にも資格手当がつく

作業療法士は国家資格なので、資格手当の受け取りが可能です。リハビリに関する業務を行う職場であれば、給料のなかに資格手当が含まれていることが多いでしょう。手当の額は職場によって異なりますが、相場は「10,000〜20,000円」ほどが目安です。

作業療法士の需要が高い職場の場合は、相場よりも高い資格手当を受け取れることもあります。いずれにせよ資格手当は給料の一部分なので、その他の待遇や年収などもよく確認しておくことが大切です。

他の資格取得で手当が増えることも

作業療法士以外にも、関連した他の資格の取得で手当が増えることもあります。代表的な資格には「認定作業療法士」と「専門作業療法士」があげられます。これらは作業療法士の上位資格でもあり、取得には臨床経験や研修の修了などの条件が必要です。

その他にも、作業療法士に関連したおもな資格は以下のとおりです。

●呼吸療法認定士
●認知症ケア専門士
●心臓リハビリテーション指導士

すべての職場が作業療法士以外の資格手当を採用しているわけではないので、業務規則や募集要項はしっかりとチェックしておきましょう。

資格手当を含む作業療法士の平均年収は?

階段をおりるスタッフ
令和4年度の調査によると、資格手当を含んだ作業療法士の平均年収は「約430万円」とされています。そして平均年収のうち、毎月の給料は「約30万円」という結果でした。

年齢による平均年収の推移は以下の表のとおりです。

年齢

平均年収

20〜24歳

約336万円

25〜29歳

約392万円

30〜34歳

約421万円

35〜39歳

約455万円

40〜44歳

約498万円

45〜49歳

約518万円

50〜54歳

約515万円

55〜59歳

約570万円

60〜64歳

約463万円

65〜69歳

約467万円

作業療法士は資格手当以外にどんな手当がある?

医師とクエスチョンマーク
その他の代表的な手当の種類とその内容について、以下の表にまとめました。

種類

内容

役職手当

部長や課長などの役職についているときに支給される手当

住宅手当

スタッフの住宅費用を補助する手当

通勤手当

スタッフの通勤にかかる費用を補助する手当

家族手当

スタッフに家族がいる場合に対して支給される手当

このように、手当にもさまざまな種類があります。これらの手当も資格手当と同じように、職場によって導入の有無や支給額が異なる点に注意しましょう。

手当の有無によって経済的な負担は大きく変わることもあります。転職する際は、どのような種類の手当が導入されているのかもよくチェックしておきましょう。

作業療法士の資格手当を上げる方法

ガッツポーズのスタッフ1
作業療法士の資格手当を上げる方法は、以下のとおりです。

1.他の資格を取得する
2.資格手当のある職場に転職する
3.今よりも資格手当が高い職場に転職する

作業療法士以外にも、他の資格取得によって手当を受け取れる職場であれば、1の方法がおすすめです。対象の資格を取得していれば、その職場で働いている間は給料アップが期待できます。

現在の職場では資格手当のアップが望めない場合は、2と3の転職を検討してみましょう。資格手当がある、あるいは今よりも額が高い職場に転職することで、給料アップが可能です。

資格手当以外で作業療法士の給料を上げる方法

ガッツポーズのスタッフ2
ここでは、資格手当に限らず作業療法士の給料を上げる方法について解説します。

転職する

資格手当を上げる方法と同じように、転職がおすすめです。現在の職場よりも待遇が良い場所であれば、転職によって大幅に給料のアップが期待できます。転職は作業療法士として給料を上げる方法のなかでも、一番現実的で再現性のある手段といえるでしょう。

転職する際は、額面上の給料・年収だけにとらわれないように注意してください。残業時間が多かったり、導入されている手当が少なかったりすると、額面よりも給料が少なく感じることもあります。転職に失敗しないように、気になった職場は徹底的にリサーチしましょう。

役職につく

昇進して役職につくことで、役職手当による給料アップが可能です。

役職につくことは給料アップだけでなく、以下のメリットもあります。

●職場からの信頼性が上がる
●作業療法士としての優位性が上がる
●転職時に有利になる

役職につくとリハビリ以外にも、組織をまとめる仕事も行う必要があります。そのため、臨床の知識・技術だけでなく、他スタッフの指導力やマネジメントスキルも勉強することが大切です。現在の職場で働き続ける予定の方は、昇進による給料アップを目指してみましょう。

作業療法士の資格手当について把握しておこう

車いすに乗る高齢者とスタッフ
作業療法士として働く場合、ほとんどの職場には資格手当が導入されています。資格手当の額は職場によって異なり、相場は「10,000〜20,000円」ほどです。その他にも住宅手当や通勤手当など、さまざまな種類があります。また、作業療法士の給料を上げたい場合は、資格手当だけにこだわらないようにすることが大切です。現在の資格手当がどのくらいなのかを把握したうえで、給料を上げる方法を実践していきましょう。
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