面接の転職理由に悩む作業療法士へ~まとめ方と例文をご紹介!
転職理由にどう答えるか迷っている作業療法士に読んで欲しい!面接で印象が良くなる理由のまとめ方や例文をご紹介~
更新日:2019年08月02日
公開日:2019年07月25日

「どう答えたらいいのか分からない・・・」「理由を上手くまとめられない・・・」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで、転職理由を好印象に答える方法や理由をまとめるポイント、回答の例文をまとめたので見ていきましょう。
目次
作業療法士が面接で好印象になる転職理由の答え方とは?!
転職理由についての質問に対して、どう答えるかで面接官に与える印象は大きく変わります。
できれば、良い印象を持ってもらい面接を成功させたいと皆さん思うのではないでしょうか?
しかし、どのように回答したら好印象に繋がるのか分からないという方も少なくないはず。
そこで、面接で好印象になる転職理由の答え方のポイントをご紹介します。
◆ポジティブな内容で終わらせること
転職の理由だけを話して終わるのではなく、志望動機に繋がるようなポジティブな内容で締めくくりましょう。ここで働きたいという熱意をアピールできます。
◆前職の悪口や批判をしない
前職の悪口や批判する発言は避けましょう。
面接官が「入職後も不満を言うのでは?」という懸念を抱くだけではなく、退職し転職になった場合同じように批判や悪口を言いそうだと思われてしまいます。
◆仕事に前向きな言葉を選ぶ
仕事に対して前向きな言葉を選び、仕事への熱意があることをアピールしましょう。
後ろ向きな言葉を使用すると、ここで働きたいという気持ちが面接官に伝わらず「とりあえずで受けているのか?」と思われてしまいかねません。
◆表情と声のトーンは明るく
転職理由の内容も大切ですが、話す際の表情や声の大きさ、話し方などもとても重要です。
暗い表情でボソボソと話していては、良い印象には繋がりません。「この人ならスタッフと仲良くやっていけそうだ」と思ってもらえるように、ハキハキとした口調で話しましょう。
上記で挙げた4つのポイントをおさえることで、面接官に懸念を抱かせることなく良い印象を与えることが可能です。
また、転職理由の回答で好印象を持ってもらえると、次に質問される志望理由についてもしっかりと聞いてもらえるため面接成功に繋がります。
転職理由をまとめる3つのポイント!ネガティブ理由はプラスに変換
転職理由の回答を考える際に大事なのは、嘘をつかないということです。
だからといって、ネガティブな理由をそのまま話してしまうと印象は良くありません。
また、ポジティブな転職理由であっても、ダラダラとまとまりのない回答も同様です。
そこで、転職理由を考えようとしても、うまく理由や内容がまとまらないという方のために3つの作成ポイントをご紹介します。
【転職理由の洗い出し】
はじめに行って欲しい作業は転職理由の洗い出しです。転職理由の回答をまとめるには「どうして転職したいのか?」「なぜその職場で働きたいのか?」この2点を明確にする必要があります。
・転職したい理由は何か?
・転職を考えるきっかけになった理由は?
・応募先の職場になぜ入りたいのか?
・どこに魅力を感じているのか?
書き出し方は、紙でもパソコンでも好きな方法で大丈夫です。
自分の中で答えがでる出るまで、考えてみましょう。
【ネガティブ→ポジティブに変換】
転職理由を面接で話す際、ネガティブな内容をそのまま伝えるとイメージダウンに繋がってしまい、不採用になってしまうこともあります。
そうならないためにも、この“ポジティブな理由に変換する”という作業が必要です。
たとえ、考えた退職理由が後ろ向きな内容ばかりであっても、その理由の裏には前向きな理由が隠れているはず。
どのように変換したらいいのか分からないという方のために、退職理由の中からいくつか変換方法の例をご紹介します。
◆給料に不満
ポジティブに変換→自分の能力を発揮し、正当に評価されたい。
◆人間関係が悪い
ポジティブに変換→周囲と協調しながら大きな目標に取り組んでいきたい。
◆忙しすぎる
ポジティブに変換→スキルを向上していける環境で働きたい。
【キャリアプランを考える】
応募する病院施設でどんなキャリアを積んでいきたいのか、自分の強みや活かせるスキルはどんなことか、一つひとつ考えてみてください。
キャリアプランを思い描くことは、転職の理由だけではなく志望動機にも繋がります。
ここでしっかりと将来のキャリアについて考えておくことで、転職理由と志望動機の内容にズレが起こることがなくなり、熱意の強さを伝えることが可能です。
作業療法士が面接で使える転職理由の例文
そこで、転職の理由別でいくつか例文をご紹介します。
回答の参考にしてみてください!
【職場環境】
前職の施設では、約5年勤務し作業療法士として基本的なスキルや知識を学び、患者様に合わせたメニューを考案しておりました。しかし、次第に施設で行えるリハビリに限界があることに気付き、もっと充実した設備環境の中で患者様のケアをしていきたいという思いから転職を考え始めました。
リハビリに注力されており、設備環境も整っている御院で更にスキルを磨き患者様のケアに携わっていきたいと思い応募いたしました。
【人間関係】
前職の病院では、担当の患者様のリハビリメニューの考案や新人のサポート業務を行っておりました。業務は忙しく、他のスタッフや上司とのコミュニケーションが取りにくい環境でしたが多くの経験を積むことができました。新人教育に携わったことでいかにコミュニケーションが大切なのかに気付き、もっと上司や先輩々とコミュニケーションを取り知識やスキルを磨いていきたいと思い転職を決意しました。
御院では、コミュニケーションを重視し一人ひとりがスキルを発揮できる環境づくりを構築されておられるので、私もその中に身を置き前職でのスキルや経験を活かしたいと思い応募いたしました。
【ワークライフバランス】
これまでは、作業療法士として多くの経験とスキルを身に付けることを重視し業務を行っておりました。しかし、任せていただける仕事が増えるに従い、業務にかける時間が増えたことで新たな知識やスキルを学ぶ時間が充分に確保することが難しい状況でした。
将来のキャリアを考えた際、作業療法士としての経験を増やすだけではなく、新たな技術や知識を学び後輩達に伝えていきたいと考え転職を決意しました。
スタッフ教育に注力されており、研修勉強会を定期的に行うなど学べる環境を整えておられる御院で、スキルや知識を高め教育にも携わっていきたいと思い応募いたしました。
上記の例文をそのまま使用するのではなく、自分の言葉で作成してみましょう。
さいごに
面接官は転職理由について質問することで、応募者の人柄や仕事に対する意欲などを回答から見極めています。だからこそ、ネガティブな発言は避けて自分の言葉で仕事へのモチベーションが高いことをアピールしましょう。
転職を決めた本当の理由や今後のキャリアについてしっかりと考え、自身の言葉でまとめた回答は必ず面接官に熱意が伝わります。
事前準備をしっかりと行い、自信をもって面接に臨みましょう。
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