理学療法士の臨床実習に行く前に知っておくべき『3つの心得』とは?

理学療法士を目指す方は必読必須!

2018.09.06

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3つのステップ

理学療法士になるためには避けて通れない『臨床実習』。各養成校によって実習先も異なればカリキュラム内容も異なるわけですが、どの実習にも共通していえることは、理学療法士になるために必要なノウハウをより実務に近い条件のもと学ぶことでしょう。
理学療法士を現在目指しているみなさんは、理学療法士の養成校で学びながら、今後実習を通してどのようなことを身に付け、また学ぼうと考えているでしょうか?「理学療法の現場を知る」「先輩の姿を見て将来の自分の姿を想像する」「国家試験に必要な知識と技術を身に付ける」「就職先を決めるうえでより明確な目標を立てる」などさまざまでしょう。これらは全て、実習を受けるための「目的」として大事なことです。何も目的がない人と比べて一歩リードしているといっても過言ではないでしょう。しかし、実習の目的と同じくらい大事なのは、実は「実習を受ける前にどんな心得を持って挑むか」ということなのです。
実習が怖い、実習が不安という気持ちを持っている方だけでなく、実習に対して意欲的な気持ちを持っている方も、ぜひ実習に行く前に必読してほしい、理学療法士の臨床実習に行く前に知っておくべき『3つの心得』をご紹介します。

心得1・実習先の特徴を把握しておくこと

病院の外観

実習先として向かう医療施設はさまざまですが、急性期と回復期など機能面が大きく異なる病院では指導者の視点は大きく異なります。急性期は機能面を重視するため、回転よく知識の習得を求められることがあるかもしれません。一方で、回復期では同じ患者さんと長期に渡り接していくため、知識よりも患者さんとの関係性を築くことに重点を置くケースも多くあるでしょう。そのため、まずは実習先の病院機能や役割などの特徴を把握し、実習で見られるポイントをあらかじめ予測しておくことが大事です。

心得2・初めての実習に不安はつきもの、大事なのは学びの姿勢

学ぶようす

実習に対して不安を抱いている人の多くは、どういった指導者がどのように実習先で指導してくるか分からないという不安や恐怖を持っていることでしょう。実際に実習に行くまでは、自身がきちんと実習先でうまく立ち回れるか分からず、実習に対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。しかし、そういった感情を持つことは当たり前。誰にでも初めてのことには不安がつきものです。そのうえで大事にしてほしいことは、実習先でしっかり学ぼうという意識を持つかどうかということ。言われたことをただやるだけでよいという意識では、学びの姿勢があるかどうかは指導者側には一目瞭然です。分からなくても「ここで学ぼう!」という前向きな学びの姿勢があるだけで、学びの視線は大きく変わります。レポート提出にいそしみただ言われたことをこなすだけの時間になってしまったなんてことにならないよう、まずは初心に返って自身が実習を通してどのような理学療法士になりたいのか、よく考えて実習に挑むことこそが大事なのです。

心得3・実習は社会人マナーを身に付ける絶好の機会

常識

各養成校におけるカリキュラム内容に多少の違いはあれど、臨床実習における目的は「見学実習・評価実習・総合実習」の3つのステップを通して、理学療法士としての基本的な姿勢や実践的な能力を身に付けていくことです。この目的に加え、実習に対してそれぞれが学びの姿勢を持って意欲的に取り組むことが大事だとお伝えしましたが、これらと同じくらい大事なのが社会人としてのマナーです。理学療法士の資格を取得したあとは、一社会人として就職するのが通常の流れですが、養成校で学んできた知識はあっても社会人としてのマナーが身についていない人は当然嫌悪されますよね。でも安心してください。ありがたいことに、実習先は今後社会に出たときにより近い環境が揃っています。笑顔で元気に挨拶する、体調管理をして欠席や遅刻をしないといった社会に出たら当たり前の行動をはじめ、各病院関係者や患者さんなど目上の人への態度や接し方などは、すべて実習を通して身に付けていけばよいのです。社会に出たときに恥ずかしい思いや人間関係に悩むといったことがないよう、これから実習先で社会人マナーを身に付けていくことも大切なことだとお忘れなく

実習で憧れの理学療法士へ一歩前進!

実習において吸収できることは実にたくさんあります。自身が目指したい専門領域を決める進路決定においても実習は大いに役立つでしょうし、得意分野や苦手分野を知る機会や、実習先で新しい発見に出会う機会も多いことでしょう。実習の目的だけでなく、実習を通して自身にどのような成長を見出すことができるのか、実習の本来の狙いを捉えて取り組むことこそ、憧れの理学療法士に近づく一歩です。そのことを知っておくだけで、十分あなたは理学療法士として前向きに行動できている人だといえます。実習に対する不安もあるでしょうが、まずは一歩前に進んでみましょう。実習の経験が、今後理学療法士として活躍していくあなたの糧や、目指すべき姿のきっかけになるかもしれません。ぜひ、この記事を読んで実習に対する前向きな気持ちを持っていただければ幸いです。

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