理学療法士の面接で使える自己PRのコツ
採用したいと思える理学療法士になるために身に付けるべきノウハウとは?
更新日:2019年06月07日
公開日:2018年09月07日

理学療法士として働くための最後の難関ともいえるのが就職の面接。「どんな自己PRをしたら採用されるのだろう?」と、誰しも考えたことがあると思います。理学療法士の面接を受けるのが初めての人や、そうでない人にも参考になる『自己PR方法と面接を成功させるコツ』についてお伝えしていきます。
理学療法士の面接で聞かれることって?
面接の冒頭でよく聞かれるのは“なぜ理学療法士を目指したのか”です。誇張する必要はありませんので素直に答えましょう。「人の役に立つ仕事がしたかった」でもいいですが、人の役に立つ数ある仕事の中から、理学療法士を選んだ理由まで用意しておきましょう。
次に必ず聞かれるのが“なぜこの職場を選んだか”です。「臨床実習の時にスタッフが一生懸命働いている姿を見て」など、事前に知り得た情報を織り交ぜると効果的です。ここだからこそ働きたいという『はっきりとした理由のあるアピール内容』が重要です。
理学療法士の面接ではこんな自己PRがおすすめ
自己PRは、仕事への意気込みを語る、あるいはこれまでの経験や技術があるからここで活かせる、というように自分を採用するメリットを示すチャンスです。新卒者には実績がないので、経験を積んで将来どのような理学療法士を目指すのかという『明確なビジョン』を説明するといいでしょう。とはいえ「理想論ばかりですぐに辞めてしまうのではないか?」と思われては困りもの。スキルアップ資格を調べて、取得を目標にあげてみるなども一つの例です。
転職者の場合は、以前の職場での仕事内容を具体的にあげましょう。「整形外科でたくさんの変形関節症患者を治療してきた経験があり、高齢の患者が多いこの病院でも活かせる」といった経験談から基づく自己PRが有効です。経験者には即戦力になることが求められます。自分ができることを伝え、戦力になると認識してもらうことが採用につながります。
理学療法士のNGな自己PR

面接で避けるべき志望動機や自己PRはどのようなものがあるでしょうか。例として以下のようなものがあげられます。
〇悪口ともとれる発言→印象が悪い、言われる側になるかもしれないと危惧される
「前の職場は給料が安かった」「嫌な上司がいた」など
〇曖昧な表現→面接時間は限られているのでわかりやすく説明すること
「自分に向いていそう」「雰囲気が合う」など
〇熱意が感じられない→他社でもいいと思われる
「条件が合うから」など
理学療法士が面接で自己PRを成功させるには

どんなにすばらしい自己PRをしたとしても、落ちたらどうしようと悲壮感が漂っていては受かるものも受かりません。面接は第一印象が肝心で、ましてや理学療法士が接するのはリハビリを必要としている患者です。「いくら実績があってもこんな感じの悪い人を治療にあたらせるわけにはいかない」と思われないようにしましょう。緊張することは面接官も十分分かっています。自信を持って、明るくはきはきとした態度で面接に臨みましょう。
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