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作業療法士が就職に成功する自己PR例文集

新卒、他職種、転職など、作業療法士の「受かる」自己PRの書き方をお教えします!

更新日:2019年06月07日

公開日:2018年09月05日

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採用される履歴書

作業療法士の資格を取得し、就職活動を始めるとなったときに誰もが行うのが履歴書の作成だと思われます。「志望動機」や「自己PR」などは何を書いたらいいのかと悩むことが多いのではないでしょうか。作業療法士として働くのが初めてという新卒の方や転職を考えている方は特に何を書けばいいのかわかりませんよね。今回は「自己PR」の書き方を説明し例文も紹介していきますので、ぜひ参考にしていていただけたらと思います。

まずは自己分析から始めよう!

虫眼鏡で何かを見ている

あなたの長所は?と聞かれて「責任感が強い」と答えたとしましょう。どういうところで責任感が強いと感じますか?と聞かれたときすぐに答えられるでしょうか。自己PRの文章に関してはエピソードを用いるなどして具体的に書いていないと、代わり映えのしない文章になってしまうため注意が必要です。面接のときに困惑しないためにも自己分析を十分に行ってから自己PR文を作成するようにしましょう。
まずは、就職の目的を明確にしましょう。自身がどんな作業療法士になりたいかという理想像を考えておくといいかもしれません。
次に、自身のアピールポイントとなる長所や経験とともに失敗談についても整理しておきましょう。自己PRのもととなる重要な作業です。自らの経験を振り返ってアピールできるポイントはないかよく考えてみてください。なかなか思いつかない場合は友人や家族に聞いてみると新しい発見があるかもしれません。
また、失敗談についてですが、採用側はトラブルが起きたときに対処できる人間か知りたいため、失敗をどう克服したか、失敗から何を学んだかを自己PRに取り入れると大きなアピールポイントになります。
最後に、就職先が求めている人材と自身のアピールポイントが関連づいているか確認しましょう。就職先の求人要項などの情報から読み取り、自身が発揮できる強みを探しておくことが重要です。
このように自身の分析をしっかり行ってから自己PRの文章を作成し始めましょう。

自己PRの文章の組み立て方は?

考えている女性

以下の順序に沿って文章を組み立ててみましょう

  • 結論「私の長所は~です。」
  • 概要「その長所を発揮した経験は~です。」
  • 問題「そこで~という問題が起こりました。」
  • 結果「問題解決のため~の行動をとり~という成果をあげました。」
  • 貢献「~を活かし、作業療法士として~に貢献したいです。」

このように結論を最初に書き、そこから掘り下げていくように文章を構成しましょう。

受かる!自己PRの例文

作業療法士の男性がガッツポーズしている

では、簡単ではありますがパターン別に分けて例文を紹介していきます。

新卒の方の場合

3年前に祖母が在宅で介護が必要となり、私は母と一緒に介護のサポートを行っていました。その経験を通して入浴や食事の介助を行う作業療法士に興味を持つようになりました。
私は人と接することが好きで学生のときは飲食店で接客のアルバイトをしていたため、コミュニケーション能力には自信があります。お客様の人数によって案内の順番が前後することがありましたが、「お待たせして申し訳ございません。」などと積極的に声掛けをし、お客様の気分を害さないように臨機応変な対応を心掛けていました。
また、案内の際以外にも積極的な声掛けをし、お客様のほうから話しかけていただけるようになりました。
作業療法士の仕事を円滑に進めるには医療関係者や患者さんと十分なコミュニケーションをとることが必要だと思っています。患者さんには気分よくリハビリを行ってもらえるように明るく声掛けをし、貢献していきたいと考えています。

他業種から作業療法士へ転職する場合

私の強みは忍耐力があることです。
前職ではマンション販売の営業をしていました。お客様にとって大きな買い物であるため、満足していただけるように購入後のメリットを明確にするなどして丁寧な対応を心掛けていました。日々営業をこなしていく中でお客様に断られることは多々ありましたが、少しでも話を聞いてもらえるように営業トークを養い、断られても屈しない忍耐力を身につけました。
また、仕事をしているとマンション購入後に「ここにしてよかった」とお客様が喜んでくれることがありました。そんなお客様の笑顔を見ているとより人のためになる職業に就きたいと思うようになり、作業療法士を目指そうと決意しました。
私は作業療法士としての経験はありませんが、専門学校で学んだことと前職で身につけた忍耐力を活かして患者さんに丁寧な対応をし、リハビリの効果が現れるまで長期的なフォローを行っていきたいと考えています。

作業療法士が他の職場へ転職する場合

私は作業療法士として総合病院で5年間勤務しておりました。幅広い年代の患者さんの治療に当たった経験があり、貴社の地域密着型介護付き有料老人ホームでも活かせると考えています。総合病院の患者さんは入れ替わりが激しく、患者さんそれぞれの治療計画を迅速に考えなければならなかったため、対応力が身につきました。
また、私の地元は高齢化が深刻になっており、病院より高齢者の方が多い介護施設で地域に貢献したいと思い、貴社を志望させていただきました。
そのうえ、スキルアップを図っていける環境にある点にも魅力を感じました。
前職の経験で培った対応力を活かして、貴社におきましても短期間で戦力になれると確信しております。

最後に

作業療法士の女性と患者さんが笑顔で並んでいる

自己PRの例文をいくつか紹介してきましたが、いかがでしたか?
作業療法士は「コミュニケーション能力」「思いやり」「柔軟な対応力」「根気強さ」が大切な仕事であるため、これらに関連するような自身の経験をアピールすると効果的かもしれません。自身の経験と照らし合わせて採用側に響くような自己PR文を作成し、就職を成功させてくださいね。

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