言語聴覚士の国家試験とは?疑問をスッキリ解消!

受験にまつわるあれこれを一気読み!

2018.09.07

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
勉強中の言語聴覚士の手

言語聴覚士になるには国家試験に合格しなければなりません。1997年に国家資格となってから2018年現在まで多くの言語聴覚士が誕生しており、その数は30,000人を超えています。
今回は言語聴覚士の国家試験の受験資格や試験内容についてまとめてみました。言語聴覚士を目指している方はぜひご覧ください。

国家試験を受けられるか、受験資格をチェック!

チェックリスト

言語聴覚士の国家試験を受けるためには受験資格をクリアしている必要があります。その条件は何かチェックしておきましょう!

  • 高校卒業後に文部科学大臣が指定した学校あるいは都道府県知事が指定した養成所に3年以上通い、言語聴覚士として必要な知識や技術を得たうえで卒業した者
  • 一般の4年制大学を卒業後に文部科学大臣が指定した学校あるいは都道府県知事が指定した養成所に2年以上通い、言語聴覚士として必要な知識や技術を得たうえで卒業した者
  • 大学において厚生労働大臣が指定する科目を履修し卒業した者
  • 外国で言語聴覚士に関する知識や技術を習得し、厚生労働大臣に認定を受けた者

以上が受験資格になります。学生の場合は最終学年に試験を受けるというのが一般的となっています。

言語聴覚士の国家試験、問題内容は?

積まれている本

言語聴覚士の国家試験はさまざまな分野から問題が出題されます。出題範囲は基礎医学や臨床医学など基礎的な医学分野から、音声・言語学や言語聴覚障害学総論、言語発達障害学、発声発語・嚥下障害学などの言語聴覚士として働くための専門的な知識まで幅広い内容を頭に入れておかなければなりません。
試験問題は多肢選択式で午前中と午後に分けて計200問出題されます。非常に問題数が多いため、1問1問丁寧に解いていると後半で時間が足らなくなる可能性があります。そうならないために時間配分をしっかり考えておくことが大切です。
国家試験は過去に出題された問題と同じような問題が出題されることがあります。そのため、国家試験の前に過去問題集を購入し、10年分ほど解いておくと安心して本番に臨めるでしょう。

国家試験が実施されるのはいつ頃?いくらかかる?

疑問が解決

国家試験の実施時期や受験料について以下の表にまとめてみました。

試験日2月中旬頃(毎年1回)
申込受付期間11月中旬~12月上旬頃(申請書類を作成し、公益財団法人医療研修推進財団へ提出する必要があります)
受験地北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
受験料34,000円
合格発表日3月下旬頃(合格者は受験地の厚生労働省で受験番号が掲示され、公益財団法人医療研修推進財団のホームページでも発表されます)

このように試験の合格発表が3月に行われるため、言語聴覚士が就職するとなると新年度の4月からというのは難しそうです。ただ、言語聴覚士の募集時期は職場によって違い、特定の時期に集中するということは少ないです。
また、言語聴覚士が不足している職場が多いことから求人探しに困るということは考えにくいでしょう。

合格率がどのくらいか知りたい!

悩む女性

国家試験の配点は1問1点となっており、200点満点で120点以上が合格ラインとされています。
また、平成29年度に実施された国家試験の受験者は2,531名、合格率は79.3%(※)となっています。
しかし、合格率が約80%だからといって試験が簡単なわけではありません。養成学校によっては国家試験対策に力を入れているところもありますが、学校の勉強だけでなく、過去問題を解いたり、模試を受けたりして積極的に勉強を進めていかないと合格は難しいといえるでしょう。

 (※)厚生労働省 第20回言語聴覚士国家試験の合格発表について

最後に

紅白の必勝だるま

言語聴覚士の国家試験に関して紹介してきましたがいかがでしたか?国家試験の合格率はここ3年で上昇してきています。
しかし、合格するためには幅広い分野の専門性の高い知識が必要です。ほかの受験者も努力をして試験を受けに来ているため、気を抜かずに試験に挑んでください。
立派な言語聴覚士になれるように応援しています!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新コラム記事