作業療法士になるための実習に行くにあたって大切なこと
初めての実習は緊張の連続ですよね。実習を迎えるにあたっての心構えをお伝えします。
更新日:2019年06月07日
公開日:2019年03月27日

作業療法士に限らず実習は大変と聞いたことがあるのではないでしょうか。
大変な中でも大切なことを見失ってはいけません。
実習日誌や事前学習、実習先でのあいさつなど実習で大切なことはたくさんあります。
ここでは作業療法士の実習で大切にしたいことをひとつずつ紹介していきます。
実習で大切にしたいことNo.1

実習中に最も大切にしたいことは「振る舞い」です。
朝のあいさつ、帰りのあいさつはもちろんのこと、出会う方々みなさんにあいさつができればとても良いです。
あいさつだけしていれば良いというものでもなく、身だしなみや言葉遣いも振る舞いのひとつです。
敬語を使わないなんてことは絶対にないようにしてください。
実習というのは学校の看板を背負ってきています。
態度が悪いのは論外ですが万が一のことがあると翌年からその病院での実習が中止になる可能性もゼロではないのです。
実習を行うためには実習先や先生方のご協力があります。
こういったところは決して目には見えませんが大切にしていきたいところです。
実習中はとにかく睡眠の確保を!

実習がはじまると毎日日誌を書かないといけません。また翌日の予習も必要です。
とはいえ毎日深夜まで勉強して2時、3時に寝ていたら体がもちませんよね。
まずはそのような時間の使い方を見直してほしいと思います。
勉強をしていたら日をまたいでしまった!なんてこともあるかもしれません。
私もあります。だけど睡眠時間を削ることは後で必ずガタがくるのでオススメしません。
ではどうやって時間を確保するのか?というところになってくるのですが、最初のポイントは実習先に向かうまでの「電車の時間を生かすこと」です。
電車に乗る時間が30分かもしれませんし10分かもしれませんが、たとえ短くてもできることはあるのです。
今の時代はYoutubeなど様々な媒体から情報を手に入れることができます。
電車の中で教科書を開かなくても耳から情報を入れることができるので満員電車の中でも勉強が可能です。
その日の実習で出てきたわからないことは帰りの電車で解決するんだ!という姿勢が大切で、このわずかな時間を生かすことができるかどうかによって周囲と差がつくことになります。
ただし行き帰りの電車の中で個人情報に関わる日誌を書くのは絶対にNG!ということは必ず頭に入れておきましょう。
実習とは机上の勉強を現場で生かすためのもの

1年次の頃はこんなこと勉強して何になる?と思うこともあるかもしれませんが、それらの勉強が生かされてくるのが実習の場です。机に向かって行う勉強はすべて実習のためのものと言っても過言ではありません。実習が始まってから勉強を開始しても遅くはないですが、1年次からコツコツしてきた方とはここで差が大きく出てきてしまいます。
国家試験に合格し作業療法士として働きはじめてから勉強が大切だったと実感するのはもったいないです。第一線で活躍していくためには机上の勉強で得た知識と現場で得た知識の両方が大切です。実習時に後悔しないために、現場に出てから後悔しないために、一年次からしっかり勉強を行っていることが大切です。
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