リハビリ職の副業は当たり前?PT・OT・STにおすすめな副業とは?

理学療法士や作業療法士といったリハビリ職が副業をする理由と注意点、またリハビリ職にとっておすすめな副業についてご紹介しています。また、副業以外に収入を得る方法についてもご紹介していますので参考にしてみてください。

2020.09.04

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リハビリ職の副業について考える男女

働き方が多様化していることで、リハビリ職として働きながら副業をする人が増えている傾向にあります。
このコラムを読んでいる方のなかにも、副業を検討している方はいるかもしれません。
そこで今回は、リハビリ職におすすめな副業についてご紹介していきます。
リハビリ職が副業をする理由をはじめ、副業をするにあたって確認しておきたいメリットとデメリットについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

リハビリ職にとって副業は必要?

リハビリ職にとって副業は必要のタイトルと理学療法士と患者.jpg

国家資格を取得し専門職として働くリハビリ職にとって、副業は必要なのか疑問に感じられる方もいるかもしれません。
しかし、昔と比べて副業に対する職場の考え方はどんどんオープンになっており、副業をOKとするリハビリ職求人なども増えている傾向にあります。
これには理由があり、副業をする人が増えている背景には社会の変化が大きく起因しています。
2019年4月から本格的に施行された「働き方改革」では、“個人の事情に応じた多様な働き方が個人で選択できること”を定義とし、副業や兼業を推進しています。
このような動きにより、さまざまな企業が副業禁止としていたところを解禁するような流れになりつつあり、リハビリ職の副業も時代の変化に伴って解禁ムードとなっています。
さらに、副業をしている人の多くは「副業をすることによって得られるメリット」に魅力を感じ、仕事との両立をしている場合が大半で、自身にとってプラスになることが副業の大きなポイントとなっているようです。

リハビリ職が副業をするメリットは「収入UP」

リハビリ職が副業をするメリットとして最も大きな理由は、「収入が増える」ことです。
専門職としての立ち位置が明確なリハビリ職ですが、「給料が低い」「ボーナスが想像よりも少ない」といった収入に対する不満を持つ人は実は多く、より収入を増やすために副業をするケースが大半を占めています。
実際に、理学療法士の年収とサラリーマンの年収を例として比較してみましょう。
平成30年度の理学療法士の平均年収は約408万5千円(平均年齢32.9歳、平均勤続年数6.1年)であるのに対し、会社員の平均年収は約440万円前後。(※)
国家資格を取得しているのにも関わらず、リハビリ職の年収は会社員と比べて約40万円近くも低くなっています。
とはいえ、病院などの経営は比較的安定しているところが多く、上記の年収であれば副業をしなくても生活をすることは可能です。
しかし、経験年数の少ない人についてはまた話が変わってきます。
経験年数に応じて加算されていく給与体系がほとんどのリハビリ職は、年齢が若い人であればあるほど給与は低くなるため、生活に余裕がないと感じる人は多い傾向にあります。
実際、平成30年度における理学療法士や作業療法士の初任給は約23万円、初年度の平均年収額は約303万円(※)となっており、リハビリ職全体の平均年収と比べるとかなり低い額となっていることが分かります。
月給から手取り額を算出すると大体17~19万円あたりで、月20万円を下回っている人も少なくないのです。
このようなことから、「生活のため」「趣味やプライベートに使うお金稼ぎのため」といったさまざまな理由により、若手のリハビリ職を中心に副業をする人は増えています。

(※1)参考:理学療法士さんの年収公開

副業をするならデメリットも確認しておこう

リハビリ職が確認しておきたい副業のデメリット.jpg

リハビリ職が副業をするメリットは「収入が増える」ことが最も大きな理由ですが、メリットがある反面、少なからずデメリットも存在しています。
副業をするにあたり、どのようなことに注意点をしなければならないのかを前もって確認しておくことで、職場でのトラブル回避や無理のない副業選びにつながります。

勤務先が副業OKなのかを確認する

厚生労働省による働き方改革により副業・兼業の促進は進むものの、まだまだ副業に対してマイナスなイメージを持つ職場も多くあるのが現状です。
これは理学療法士や作業療法士の職場においても同様なため、副業を検討している方はまず、自身の勤務先が副業を許可しているどうかを確認しておく必要があります
副業に関する事項については大半が就業規則の記載を確認すれば分かるため、しっかりと目を通しておくことが大事です。
なお、就業規則で副業を禁止している場合でも、あらかじめ上司などに相談し勤務先からきちんと副業の許可を得て始める場合は問題ありません。
しかし、副業禁止の勤務先において黙って副業をした場合は、バレてしまったときには何かしらのペナルティが課せられる可能性があります。
副業に対するペナルティとして懲戒を受ける例としては、本業に影響を及ぼすような長時間の副業や、副業において犯罪行為を行ったり反社会勢力との繋がりを持ったりすることなどが挙げられます。

体力的に負担のある掛け持ちは要検討

リハビリのお仕事は体力仕事といっても過言ではありません。
自身で体がうまく動かせない患者のリハビリには力が必要になるのはつきものですし、ときには車椅子を持ち上げて運ぶなど、体力面できついと感じるシーンも多くあります。
そのため、副業を選ぶ際は本業に支障をきたすような重労働のアルバイトなど、体力的に負担のあるものは慎重に検討したほうがよいでしょう。
副業をすることで収入は増えるものの、「自身の負担が増えて体を壊してしまった」なんてことがあってしまえば本末転倒です。
副業はあくまでも本業を中心にしながらサブの仕事として収入を得ることですから、無理のない範囲でできるものを選ぶことが大事です。
安易に時給がいいからといった理由などで簡単に決めてしまわず、体力や精神面で負担が大きくなりそうなものに関しては慎重に選択することで、苦い思いを回避することができます。

リハビリ職におすすめな副業5選

リハビリ職におすすめな副業について教える理学療法士.jpg

リハビリ職の副業に対する考え方や世の中の変化に伴う副業・兼業の緩和に関する話題、そして副業をするうえで注意しておくべきことをご紹介してきましたが、ここからはリハビリ職におすすめな副業をご紹介していきます。
本業を通してスキルを活かせる副業をはじめ、趣味や得意な分野を活かして始められる副業などをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.非常勤アルバイトの副業

非常勤アルバイトは、主に仕事が休みの日(土日や祝日)にできる副業です。
アルバイトといっても種類はさまざまですが、リハビリ職に人気があるのは本業での経験やスキルを活かすことができるデイサービスや訪問介護におけるリハビリのアルバイトです。
週1回から相談できるところが多くあるため、無理のない範囲で働くことができるのが魅力です。
また、普段と異なる領域でのリハビリ業務なら副業を通して学べることも多くあり、知識や視野を広げることができるため、単純に収入を増やしたいだけでなく自身にとってスキルアップを目指す方におすすめです。
そのほか、理学療法士といったメインの資格以外に柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師など別の資格を有している方であれば、それぞれの資格を活かしたアルバイトなどもあります。

2.ネット関連の副業(ライター・監修・アフィリエイトなど)

普段から文章を書くことに抵抗がない方や、ブログを書いている方におすすめな副業がネット関連の副業です。
ネット関連の副業としては、ライターや監修、ブログなどを通して広告収入を得るアフィリエイトといったものがあります。
自宅にパソコンがありネット環境が整っていれば未経験でもすぐに始められることが魅力で、リハビリの専門職として身につけている知識や理学療法や作業療法の観点から記事を書いたり、専門家として記事の監修を行ったりすることができます。
記事作成などを受注するには、クラウドソーシングサイトに登録をすることで簡単に始めることができるため、慣れてくれば隙間時間を活用して行うことが可能です。
また、普段からブログを書いている方であれば、ブログに広告を掲載することでクリック数に応じて収入を得るアフィリエイトもおすすめです。

3.スポーツトレーナーなど個人契約の副業

経験豊富な理学療法士であれば、スポーツトレーナーとして個人契約をして副業をするという選択肢もあります。
スポーツトレーナーの役割はスポーツ選手の怪我のリハビリをはじめ、怪我の予防やパフォーマンスの向上を目的とした身体動作の指導などで、理学療法士の仕事と通じる部分がたくさんあり、活躍のしがいがあります。
いきなりフリーでクライアントを見つけるには少し難しいかもしれませんが、プロのスポーツ選手以外でも地域や企業のスポーツチームなどで個人契約を求めている人はいるため、身近なところから声をかけてみるのもひとつです。
アスレティックトレーナーやストレングストレーナーの資格を保有していれば、より強みとなり活動の幅を広げることができます。

4.セミナー講師の副業

理学療法士や言語聴覚士といった資格を持つ専門職ならではの副業として、セミナー講師のお仕事があります。
これまでの臨床経験などを活かして同業種向けに行うセミナーや、一般の方に向けた健康講座などがあり、収入を得ながらスキルアップややりがいを感じることができます。
2025年問題(※)などにより高齢者向けの健康講座や介護予防に関する講座などは年々人気が増しているため、自治体や保健所などを通して問い合わせをしてみることで活動に繋がりやすくなります。
また、リハビリ職向けのセミナー情報はネットの専門サイトなどに集約されているケースも多くあるため、未経験から始める場合はセミナーの題材を参考にしてみるのもよいかもしれません。

(※)団塊の世代が75歳の後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、また5人に1人が75歳以上となる超高齢化社会問題。

5.趣味を活かした副業

リハビリ職としての経験を活かした副業もあれば、趣味を活かして行える副業も数多くあります。
例としては、モノづくりを趣味としている方であれば商品化をしてマルシェなどで販売を行う、Webデザインを得意としている方であればフリーのWebデザイナーとして企業から受注を受ける、などといった方法があります。
そのほかにも、ネットに精通している方であればフリーでサーバー移行の代行やサイトの立ち上げを請け負うなど、趣味の内容に応じてできる副業はたくさんあります。
最近では、得意なことを収入に変えるための総合サイトなども増えてきているので、そういったサイトを活用してニーズが合致する利用者を見つけることも収入アップの秘訣となっています。

副業以外に収入アップを狙うなら転職がおすすめ!

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リハビリ職が副業を行う最も大きな理由は「収入を増やすこと」でしたが、副業以外に収入アップを狙うなら、手っ取り早く現在の職場よりも給与待遇のよい職場へ転職することもひとつの手です。
なぜなら、転職を希望する人の条件として圧倒的に多い意見が「給与と賞与のアップ」であり、実際に多くの人が転職によって収入を上げることに成功しているからです。
ですが、転職といっても自身で全ての希望条件を満たす就職先を見つけるのは困難なこともたくさんあります。
そこでおすすめなのが、リハビリ職に特化した転職支援会社を利用し、効率よく転職を進める方法です。
PT・OT・ST WORKERでは、初めて転職をする方から転職経験のある方までお一人お一人の状況や希望条件に合わせて適切な転職支援を行っており、給与のお悩みに対する実績も豊富にあります。
また、お仕事に関するあらゆる疑問をじっくり解決しながら転職先をご紹介しているため、多くのご利用者様より非常に満足度の高いお声をたくさん頂いており、安心して転職を進めることができます。
現在の収入面に不満がある方や、副業以外に本業で収入アップを狙いたいという方は、ぜひ一度PT・OT・ST WORKERまでお気軽にご相談してみてくださいね。


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