理学療法士の悩みで多いことの一つが、給与についての悩みです。理学療法士の年収は、働く地域や経験年数、勤務する施設形態によって大きく異なります。また、常勤や非常勤、訪問リハビリなど働き方によって給与額や年収額は変化します。そのため「自分の年収が適正かどうか分からない」と思っている理学療法士の方は多いのではないでしょうか?
そこで、PTOTSTワーカーでは理学療法士さんの年収について詳しく調べてみました。
さっそく、理学療法士の平均年収についてチェックしてみましょう。
理学療法士の平均年収!?知りたい!知りたい!
みなさんは、理学療法士の平均年収がどのくらいかご存知でしょうか?
厚生労働省より発表されている理学療法士の平均年収は、約408万5千円(平均年齢32.9歳、平均勤続年数6.1年)です。「意外と少ない!?」と思われる方もいるかもしれません。それもそのはず、世間一般的なサラリーマンの平均年収は約440万円前後と言われています。それよりも下回っているという結果ですから、少し残念に思われるかもしれません。
そこで、他の医療従事職と比較して理学療法士の年収は「高いのか?」「低いのか?」検証してみました。では、以下のデータをご覧ください。
上記は「厚生労働省|平成30年賃金構造基本統計調査」より、医療業界に従事する他職種の平均年収を弊社独自に算出しグラフにまとめたものです。
比較対象とした職種は【医師・薬剤師・診療放射線技師・正看護師・准看護師・介護支援専門員・歯科衛生士・栄養士・ホームヘルパー】の全10職種です。10職種中、圧倒的に平均年収額が高かったのは約1161万円で医師でした。しかしながら、注目していただきたいのは以下の点です!
医師も含めた全10職種をランキングで見てみると、理学療法士の平均年収は第5位と中間に位置しています。正看護師(平均年収約479万9千円)よりは低いですが、准看護師・介護支援専門員・歯科衛生士・栄養士・ホームヘルパーよりも高い結果となりました。このことから、理学療法士は医療従事職の中で“年収が高い方”だということが分かりました。
へえ~!医療業界では理学療法士の給与って意外と低くないんだね!
理学療法士の平均年収が日本の平均年収よりもやや低い原因。それは、理学療法士の年齢層が全体的に低いことが理由として挙げられます。厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査より、理学療法士の年齢別データから最もボリュームの多い年齢層を調べてみました。すると、男女ともに20代が占める割合が最も高いという結果に。男性20代男性が全体の中で占める割合は約43%で、女性は男性よりも多い45%もの割合を占めていました。また、30代では男性が約39%、女性が約33%という結果に。40代では男性が約15%、女性が約17%となり、50代以降では男性が約2%、女性が約4%という結果でした。このことから、20代~30代の若年層が現在の理学療法士の平均的な年齢ボリューム層であることが分かりました。また、管理職としてキャリアアップしていく40代以降が圧倒的に少ないということが、理学療法士の平均年収額の低い原因と考えられます。
確かに理学療法士は若い人が多いよね!
若い人が多いということは、経験や年齢加算による昇給があっても年収はそんなに上がらないのかもしれないね。
これから理学療法士を目指す方や、就職活動をしている方が気になるのが初任給額ですよね。そこで、厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査をもとに理学療法士の平均初任給額を調べてみました。
理学療法士の平均初任給額は約23万円、初年度の平均年収額は約303万円です。理学療法士の昇給制度は、個々の能力に応じて都度昇給があるというものではなく、原則年1回、年齢と勤続年数に応じて昇給していくことが一般的です。そのため、昇給制度の査定に関わる要件や平均的な昇給額によって、次年度からの年収に少しずつ差が開き始めます。
なるほど!!年収を確実に上げていくなら、昇給制度についてはよく調べておく必要があるね。
理学療法士として働き始めて数年が経った頃、自分の年収に不満を抱える方は少なくありません。「思うように年収が上がらない」と思い、少しでも前の勤務先より給与が上がる事を期待し転職する方は多くいます。しかしながら「転職してみたけれど前とあまり変わっていない…」と感じることが多いのも事実です。このようなケースでよくありがちなのが、理学療法士としての経験年数はあるものの、前勤務先での勤続年数が1年未満であるなど、転職を繰り返しているケースです。理学療法士だけではなく、一般企業でも転職を繰り返す人はあまり好印象にはなりません。そのため、経験者としての積極採用ではなく欠員に対しての単なる補充要員として採用されることがほとんどです。補充要員として採用された場合、経験に応じた給与加算は見込めず年収は上がらないでしょう。もちろん、転職をすることで前勤務先よりも年収アップを叶えることは可能です。
しかし、年収を上げるために転職するのであれば、ある条件をクリアすることが必要となります。その条件とは『積極採用したいと思える経験者であること』です。最低でも1年以上は同じ勤務先で働き、何かしらの実績や技術を身につけておきましょう。
また、転職する際はコメディカルの分野に特化した専門の紹介会社を介しての転職がおすすめです。コメディカルの分野で数多くの転職実績がある紹介会社なら、上記で挙げた昇給についてはもちろんのこと、希望年収を考慮したうえで納得のいく転職を叶えることができるはずです。
その他、確実に年収アップをしたいという方は『同じ勤務先で経験年数を増やして管理職を目指す』という選択肢もあります。管理職として活躍する理学療法士は40代が最も多いといわれており、管理職になれるのは一握りの理学療法士で狭き門といえます。この狭き門を通り抜けるには、20代~30代にかけて施術できる領域を増やし、チームリーダーとして力を身につけるなど、理学療法士としてのキャリアを磨いておくことが重要です。管理職をめざすには時間がかかりますが、年収アップの“鍵”であることは間違いありません。
今の職場は先輩が多くて飽和状態・・・
これまでの経験を活かして新しい職場で心機一転キャリアアップを目指すのも手かも!!
理学療法士として活躍する人は年々増加傾向にあり、まさに飽和状態ともいえる状況です。しかし、他国にも類を見ない超高齢化社会を迎える日本において、実は理学療法士の需要性はどんどん高まっています。
これまでの理学療法士の活躍の場といえば、整形外科を有する病院や診療所が中心でした。ところが、高齢者の人口が増加したことで、回復期リハビリテーションや在宅リハビリなどの利用者が急速に増え、理学療法士の活躍の場は一気に広がっています。また、最近では高齢者向け介護施設でもリハビリを取り入れる施設が多くなってきており、介護分野でも理学療法士が必要とされている状況です。
今後は医療機関だけでなく、あらゆる分野において理学療法士の雇用が増加すると予想されています。理学療法士の資格があり、尚且つある程度の経験年数と技術があれば、就職・転職で困ることはなく、希望する職場の選択肢も広がります。
ますます需要が高まる理学療法士♪やりがいのある仕事だね!
「今よりもっと年収を増やしたい!」
「毎年ほとんど昇給しないけど、これって当たり前なのかな・・・」
「休みは少ないし残業も多いのに年収が少なくてもう辞めたい・・・」
このようなお悩みを抱える理学療法士さんにおすすめ!PTOTSTワーカーでは、無料でカンタン適正年収査定サービスを行っています。たった60秒であなたの年収が適正かどうかを判断しませんか?
そのほか、PTOTSTワーカーでは年収400万円以上の高額求人をはじめ、待遇抜群の求人などを多数掲載しています!あなたのご希望に合わせたお仕事のご紹介も行っていますので、まずはお気軽にPTOTSTワーカーまでご相談ください!
完全無料!
しかも60秒で年収査定をしてもらえるなんて嬉しいサービス♪PTOTSTワーカーなら、将来の不安も吹き飛ばしてしまえそう!!
「とにかくしっかり稼ぎたい」「将来が不安」
という理学療法士さんにおすすめの
年収400万円以上
高額・高収入の
求人情報をご紹介いたします。
B訪問看護リハビリステーション
完全週休二日制で土日祝休み◎年間休日120日以上◎プライベートも充実◎
給与:月給:260,000円〜370,000円
勤務時間:9:00〜18:00
無料この求人についてKクリニック
月給38万円以上のかなりの高額求人です☆研修会・勉強会を積極的に行いスキルアップできる環境です☆
給与:月給:380,000円〜500,000円
勤務時間:9:30〜19:00
無料この求人について介護老人保健施設A
年齢・性別不問です☆勉強会・研修会など学べる環境が充実しています☆スキルアップしたい方必見!!
給与:月給230,000〜340,000円
勤務時間:8:30〜17:30
無料この求人についてこれはほんの一例です。非公開求人を含め、ご紹介可能な好条件求人が多数ございます!
「忙しくて探す時間がない」「条件に合った求人が見つからない」理学療法士専門のアドバイザーがお探しします!