有料老人ホームの施設形態について
有料老人ホームで働きたいと考えている方必読!老人ホームの種類や特徴、仕事内容などご紹介しています。
更新日:2020年01月08日
公開日:2020年01月07日

有料老人ホームとは?
有料老人ホームとは、高齢者が快適に過ごせるように配慮された住まい。老人ホームでは、食事や介護(入浴、排泄、食事など)、家事(洗濯、掃除など)、健康管理のうち1つ以上のサービスを提供しています。
施設の種類はいくつかあり、入居する方の身体状況や必要性に応じて選べる老人ホームも異なります。
また、施設でのサービス内容は入居費用により大きく異なり、高額になるほどサービスや施設設備は充実しています。
有料老人ホームの種類
前述したように、一口に“有料老人ホーム”といっても種類がいくつかあります。「どの老人ホームにどんな特徴があるのか分からない・・・」という方も多いのではないでしょうか?
そこで、有料老人ホームの種類と特徴についてまとめたので見ていきましょう。
【健康型有料老人ホーム】
介護を必要としない自立した生活ができる高齢者用の老人ホームです。一人で生活はできるけれども、万が一の時のためにという理由で入居される方もいます。
イベントやレクリエーション、カラオケ、温泉などの設備やサービスが充実しているのが特徴です。
自立しているシニアが対象なため、介護が必要になると契約を解除し出ていかなければなりません。
【住宅型有料老人ホーム】
自立している方から介護を必要としている方(軽度)まで入居できる老人ホームです。住宅型有料老人ホームは、生活支援や緊急時の対応などが主なサービスとなっています。
そのため、介護やリハビリのスタッフは常駐しておらず、外部の訪問介護や訪問リハビリのサービスを利用し老人ホームに来てもらうことがほとんどです。
住宅型有料老人ホームの設備は、その施設によって充実度は異なり料金も大きく違ってきます。高額な老人ホームになるほど設備は充実しており、理美容室やキッチン、売店、図書室、カラオケ、プール、ジムなど豊富な設備が整っています。
【介護付有料老人ホーム】
一般的に老人ホームと総称される施設です。特徴は、人員・設備・運営に関する基準をクリアし、都道府県もしくは市町村から認可を受けているということ。
また、他の老人ホームとは違い介護スタッフが常駐していることも特徴の一つと言えます。
介護付き有料老人ホームは、そのホームによって設備のグレードやサービス内容、料金は大きく異なります。高額な老人ホームほど人員体制が手厚くなり、設備も温泉やプール、ジムなどが設置されていたり、医師が常駐している診療所が併設されているなど充実したサービスが提供されています。
入居要件は、自立しているシニアから要介護5の方まで幅広く、老人ホームによって条件はさまざまです。
有料老人ホームでの仕事内容について
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が有料老人ホームで実施するリハビリは、おもに病院での維持期にあたる内容です。老人ホームは生活施設ですので、機能回復ではなくQOLの向上を目指したリハビリがメインとなります。
しかし、なかには「もっとリハビリをして機能回復を目指したい」という方もいるため、その場合は医師と相談のうえ目標に合ったリハビリメニューを考案します。
また、個別のリハビリ以外にもレクリエーションを兼ねた集団でのリハビリも行うため、入所者さんが楽しみながらできるメニューを考えることが大切です。
集団リハは、入所者さん同士が仲良くなるきっかけにも繋がるため、老人ホームで心身を良好に保つ大事な要素の一つと言えます。
「他の施設形態も気になる!」という方はこちら↓を読んでみて下さい。
「特別養護老人ホーム」の施設形態が気になる方!
「介護老人保健施設」の施設形態が気になる方!
有料老人ホームで働くには
有料老人ホームで働くには、施設のホームページや求人情報からセラピストを募集している老人ホームを探し、面接を受ける必要があります。しかし、数多くの求人情報から気になる老人ホームを探し、どんな職場なのか一つひとつリサーチするのは時間もかかり大変ですよね。求人情報やホームページだけでは分からないことも多いため、就職後に「思っていたのとちがった」と後悔する方は少なくありません。
できれば、事前にしっかりと職場の雰囲気や待遇面などを見て決めたいと思う方は多いはず。
そこで、おすすめなのが“転職エージェント”を利用する方法です。
転職エージェントは、人材紹介サービスの一つで転職のプロが就職先を探すサポートをしてくれます。
転職エージェントの一つであるPTOTSTワーカーでは、専任のキャリアアドバイザーが希望条件や悩みなどをしっかりとヒアリングし、あなたに合った求人を探し紹介してくれます。
事前に、職場の雰囲気を教えてもらえますし、見学の予約をしてもらうことも可能です。
入職までキャリアアドバイザーの手厚いサポートがあり、自分に合った職場を見つけられるため後悔のない就職ができます。
PTOTSTワーカーは、有料老人ホームの求人が豊富!
まずは、求人情報を見て気になる施設を探してみてくださいね!
◎理学療法士の方はこちら
◎作業療法士の方はこちら
◎言語聴覚士の方はこちら
「他の施設も気になっている」という方はこちらから気になる施設を探してみて下さい!
最新コラム記事
-
言語聴覚士が公務員になるには?仕事内容や給与について
言語聴覚士が公務員になるために知っておきたい、公務員としての仕事内容やメリット・デメリット、公務員試験についてそれぞれ詳しくご紹介します。
-
作業療法士が公務員になるには?仕事内容やメリット・デメリットを解説!
作業療法士が公務員として働くにあたり、知っておきたい仕事内容や公務員として働くメリット・デメリットについてご紹介します。
-
理学療法士で公務員になれる?!転職を考えている方に
公務員に転職したい理学療法士必見!メリット・デメリットや気になるお金のことなどをご紹介◎
-
【おすすめ5選】理学療法士の転職先の「探し方」と転職エージェントの活用方法!
「理学療法士の転職先の探し方」として、転職に成功しやすい求人の探し方とポイント、また転職エージェントの活用方法についてご紹介します。
-
言語聴覚士を辞めたい!その理由は?辞めた人と続けた人の違いとは?
言語聴覚士の仕事を辞めたいと思う理由と、言語聴覚士を辞めた人と続けた人の違いについてご紹介しています。また、言語聴覚士の仕事を辞めたいと考えたその後の行動についてもご紹介しています。
-
「理学療法士を辞めたい」それ本当?!新人に多い3つの理由
理学療法士を辞めたいと考え始めた新人さんに読んでほしい!辞めたい理由のアンケート結果とともに解決方法もお伝えします。