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【速報】言語聴覚士国家試験の合格率は?学校別合格率についても紹介

【速報】言語聴覚士国家試験の合格率は?学校別合格率についても紹介

更新日:2024年05月29日

公開日:2024年05月29日

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合格鉢巻きと桜

第26回の言語聴覚士試験が令和6年2月17日に実施されました。過去5年の言語聴覚士試験の合格率は、65%~75%の間で推移しています。言語聴覚士試験は範囲が広いため、難しいと言われています。来年度の受験を考えている方は、受験勉強を始めなければいけません。

今回は、言語聴覚士試験の合格率の推移や学校別合格率、試験の概要について解説します。言語聴覚士試験を合格したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

言語聴覚士国家試験の合格率は?低い原因についても解説

机の前でガッツポーズする女性

言語聴覚士の国家試験の合格率・合格者数は、毎年厚生労働省から発表されています。合格率を見ると、「合格率が低い」と不安になる方もいらっしゃると思います。しかし、合格率が低い原因が分かれば、対策を考えられます。

ここでは、過去5年の言語聴覚士試験の合格者数・合格率、および合格率が低い原因について解説します。

合格者数・合格者率の推移

言語聴覚士の過去5年の合格者数・合格率についてまとめました。
2019年~2023年の言語聴覚士国家試験の合格者数・合格率の推移

 2019年2020年2021年2021年2023年
受験者数23672486254625462515
合格者数16301626176617661696
合格率68.9%65.4%69.4%69.4%67.4%
2023年(第25回)の言語聴覚士国家試験の合格率は67.4%、合格者数は1696人でした。
過去5年は、合格率は65%〜75%で推移していることが分かります。

言語聴覚士国家試験の合格率はなぜ低い?

大きく考えられる理由としては、2つの理由があります。

1つ目は、試験範囲の広さです。言語聴覚士は、言語分野と聴覚分野の仕事があります。これらの分野は幅広いため、勉強が難しくなります。

例えば、米国では言語障害はSLP(Speech-language-pathologist)と呼ばれる言語治療士。聴覚障害は、オージオロジスト(Audiologist)と呼ばれる聴覚訓練士が担当します。
幅広い分野を国家試験で扱うため、日本の言語聴覚士試験は難しいと言えます。

参照:ニュースレター|北海道医療大学大学院心理科学研究科

2つ目は、学習できる期間の短さです。言語聴覚士の国家試験を受けるには、養成学校に通う必要があります。大学を卒業した方であれば、2年の短いスパンで単位を取得しなければいけません。短いと学費は少なくなりますが、受験勉強ができる期間が減少します。そのため、合格率が下がると言えるでしょう。

【2023年最新】学校別合格者数発表

達磨と合格発表

言語聴覚士国家試験は、学校別の合格率も発表されています。学校別の合格率を確認することで、養成校選びの参考になるでしょう。ここでは、2023年度(第25回)の言語聴覚士国家試験の、学校別合格率について解説します。

学校別合格者数一覧

2023年度(第25回)の言語聴覚士国家試験の、大学新卒の学校別合格率一覧については以下のとおりです。
学校別合格者数一覧

引用:2023年 言語聴覚士国家試験結果|旺文社教育情報センター

この表では、大学新卒の合格率についてまとめられています。全学校の大学新卒の合格率は、86.8%です。合格率平均から比べると、新卒の合格率は高いと言えるでしょう。

第26回 言語聴覚士国家試験の概要

文字を書く言語聴覚士

第26回言語聴覚士試験は、令和6年2月17日に実施されました。第27回の言語聴覚士試験の受験を考えている方は、早めに試験準備を進めましょう。

ここでは、言語聴覚士試験の概要や過去問の問題例について紹介します。

第26回 言語聴覚士国家試験の概要および合格発表日

言語聴覚士試験は、例年2月に実施し、3月に合格発表があります。第27回の言語聴覚士の国家試験は、まだ現時点では概要は発表されていません。(2024年2月28日現在)

ここでは、第26回の言語聴覚士試験の概要と合格発表日について紹介します。試験の受験を考えている方は、参考にしてください。

1 試験期日
令和6年2月17日(土曜日)

2 試験地
北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県

3 試験科目
基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥えん下障害学及び聴覚障害学

4 合格者の発表
試験の合格者は、令和6年3月26日(火曜日)午後2時に、厚生労働省ホームページの資格・試験情報のページ及び公益財団法人医療研修推進財団ホームページに、その受験地及び受験番号を掲載して発表する。

過去問から分かる!言語聴覚士試験の傾向

国家試験では、基礎科目100問、専門科目100問の計200問が出題されます。試験範囲は以下のとおりです。

●基礎医学
●臨床医学
●臨床歯科医学
●音声、言語、聴覚医学
●心理学
●音声、言語学
●社会福祉、教育
●言語聴覚障害学総論
●失語、高次脳機能障害学
●言語発達障害学
●発声発語、嚥えん下障害学及び聴覚障害学

ここに挙げた範囲をテキストや過去問で学び直すことが必要です。
また過去に出題された試験問題例をご紹介します。試験は以下のような形で出題されます。

試験問題例

第5問
外傷性脳損傷患者のリハビリテーションについて誤っているのはどれか。
1.記銘力障害に対してメモ帳の使用を定着させる。
2.遂行機能障害に対して作業手順を簡略にする。
3.問題行動に対して行動変容法を実施する。
4.地域での就労や就学支援につなげる。
5.興奮状態に対して強い口調で叱る。

第64問
日常物品の使用訓練が有効な高次脳機能障害はどれか。
a.肢節運動失行
b.観念性失行
c.口舌顔面失行
d.使用行動
e.模倣行動
1. a、b 
2. a、e 
3. b、c
4. c、d
5. d、e
引用:国家試験の過去問題|国立障害者リハビリテーションセンター

問題形式は選択式ですが、試験範囲は言語・聴覚分野も含めて広くなっています。試験対策は、余裕をもって1年前から始めるようにしましょう。

まとめ

英語の授業をしている女性教師と少女

言語聴覚士の国家試験合格率は、65%〜75%の間で推移しています。範囲が広いため、試験が難しいと感じる方もいます。しかし、時間をかけて計画的に学習をすれば、一発合格も夢ではありません。

また、試験に合格するには養成校選びも大切です。学校別合格率を確認して、ぜひ自分の夢がかないそうな学校を選んでみてください。
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