人材の求人依頼 PTOTSTワーカー 0120-51-1151

理学療法士とアスレティックトレーナーの違いは?仕事や資格の同時取得の有無も解説

理学療法士とアスレティックトレーナーの違いは?仕事や資格の同時取得の有無も解説

更新日:2024年07月16日

公開日:2024年07月16日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ダンベルを持つ女性とスタッフ

アスレティックトレーナーと理学療法士は、どちらも身体のケアに関わる職種です。しかし、その役割についてどのような違いがあるのかよくわからない方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、理学療法士とアスレティックトレーナーの具体的な違いについて詳しくご紹介します。理学療法士とアスレティックトレーナーの違いや特徴を理解することで、自分の目指すべき方向性がより明確になるでしょう。

理学療法士とは?

リハビリをする女性と支えるスタッフ

理学療法士とは、病気やケガによって身体の障害を持つ方に対して、基本的な動作能力の回復や維持、症状の悪化防止の支援をする職種です。理学療法士は、「座る・立つ・歩く」などの基本動作の改善を目指すために、運動療法や物理療法などの治療を行います。

また、個々の患者さんに対して評価を行い、それぞれにあわせたリハビリプログラムを作成します。このように、理学療法士は「動作の専門家」として、患者さんの自立を支援して、健康な生活を送れるようにサポートしているのです。

アスレティックトレーナーとは?

男性の脚を確認するスタッフ

アスレティックトレーナーは、スポーツ選手のパフォーマンスの向上やケガの予防などを担当する専門職です。スポーツ医学に関する知識を活かして、アスリートにあわせて以下のようなことを行います。

● 運動プログラムの作成、実施
● ケガの応急処置
● リハビリ計画の立案と実行

スポーツに特化した医療の専門家として選手たちが安全に、そして最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートします。

理学療法士とアスレティックトレーナーの違い

腕の様子を確認するスタッフ

理学療法士とアスレティックトレーナーについておさえたうえで、どのような違いがあるのかについてみていきましょう。ここでは、それぞれの具体的な違いを解説します。

資格の有無

理学療法士は国家資格なので、これを取得しないと仕事ができません。理学療法士の資格を取得するためには、大学や専門学校などの養成校で専門的な教育を受け、国家試験に合格する必要があります。

これに対して、アスレティックトレーナーとして働くためには必須の国家資格はありません。しかし、任意で取得できる資格が多くあります。たとえば、以下のような資格があげられます。

● 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
● NPO法人ジャパン・アスレティック・トレーナーズ協会認定アスレティック・トレーナー(JATAC-ATC)

これらの資格を持っておくことで、専門知識や技術を保有している証明となり、職場での信頼度が高まります。

おもな対象者

理学療法士のおもな対象者は、病気やケガで身体機能に障害を持っている方です。そのような方に対して、運動療法や物理療法などのリハビリを提供して、身体機能の回復を支援します。

一方で、アスレティックトレーナーのおもな対象者は、スポーツ選手やアスリートです。アスレティックトレーナーはそのような方に対して、運動の指導やケガの予防法などを提供しています。このように、理学療法士の対象者は高齢者が多い傾向にあり、アスレティックトレーナーは比較的若く、スポーツをする方が中心です。

就職先

理学療法士の就職先は、おもに以下のとおりです。

● 病院
● クリニック
● リハビリ施設
● 介護施設
● 福祉施設
● 教育機関
● 研究機関

医療機関だけでなく、介護や福祉、教育機関などの幅広い領域で活躍できるのが理学療法士の大きな特徴です。

一方で、アスレティックトレーナーの就職先は、以下があげられます。

● スポーツチーム
● フィットネスクラブ
● スポーツジム

このように、スポーツに関係する就職先が多い傾向にあります。

給料

理学療法士の平均年収は、令和5年度の段階では「約432万円」とされています。 そして昇給によって、約600万円までは現実的に到達できるとされています。 理学療法士は初任給の段階から高い水準の給料を得られるため、安定した収入を得られるメリットがあるでしょう。

一方で、アスレティックトレーナーの平均年収は就職先によってばらつきがあり、300〜500万円の範囲といわれています。プロスポーツチームや有名なフィットネスクラブで働く場合は、平均以上の高収入も期待できます。このように、理学療法士の給料は安定しているのに対して、アスレティックトレーナーは増加幅が多い傾向にあるのが特徴です。

出典:令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

理学療法士とアスレティックトレーナーはどちらがおすすめ?

考えるスタッフたち

理学療法士とアスレティックトレーナーのどちらがおすすめかは、その方の目的により異なります。理学療法士は国家資格を取得する必要があり、簡単になれるわけではありません。しかし、リハビリによって患者さんのQOL(生活の質)を向上させるための専門知識と技術を保有できるメリットがあります。また、安定した給料を得たい方にもおすすめです。

一方で、アスレティックトレーナーはスポーツ分野に特化した職種なので、アスリートや運動をする方に関わりたい方に適しています。どちらの職業が自分に適しているかを選ぶ際には、将来のキャリアプランや興味関心にもとづいて判断することも大切です。それぞれの職業の特徴を理解し、自分に最適な道を選択してみてください。

理学療法士とアスレティックトレーナーの同時取得はできる?

記録をとるスタッフ

理学療法士と、アスレティックトレーナーに関する資格の同時取得は可能です。同時取得の最大のメリットは、学習にかかる時間と費用を節約できる点です。通常、理学療法士になるには3~4年の期間がかかります。アスレティックトレーナーに関する資格を取得するために養成校に通う場合、2年の学習が必要です。しかし、どちらも解剖学や生理学などの基礎科目が共通しているため、同じ内容を重複して学ぶ必要がありません。そのため、効率的なカリキュラムで両方の資格を同時に取得できます。

一方、同時取得すると学業が非常に忙しくなり、スケジュールがタイトになるデメリットもあります。同時に取得する場合は、アルバイトやプライベートの時間を捻出するのが難しい点に注意しましょう。

理学療法士とアスレティックトレーナーのダブルライセンスのメリット

男性の腰を確認するスタッフ

理学療法士とアスレティックトレーナーのダブルライセンスには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは具体的なメリットについて解説します。

働ける職場の範囲が広がる

理学療法士とアスレティックトレーナーのダブルライセンスだと、働ける職場の範囲が広がります。理学療法士として医療機関で働けるだけでなく、アスレティックトレーナーとしてスポーツチームやジムで選手のサポートも可能です。これにより、医療現場とスポーツ現場の両方でキャリアを積みやすくなり、職場の選択肢が広がります。職場の幅が広がれば、より多様な経験を積めるので、自身のスキルアップにもつながるでしょう。

両方の知識を活かしたアプローチができる

ダブルライセンスを持つことで、理学療法士とアスレティックトレーナーそれぞれの知識と技術を活かしたアプローチが可能です。理学療法士としての知識をもとに、アスレティックトレーナーのトレーニング指導やケガの予防策を取り入れることで、より効果的なプログラムを提供できます。

たとえば、選手がケガをした際には、リハビリを行いながらケガ予防のトレーニングも同時に指導できるでしょう。これにより、どのような方に対してもより包括的なケアが可能になります。

就職や転職に有利になる

理学療法士とアスレティックトレーナーのダブルライセンスは、就職や転職も有利に働きます。スポーツチームや医療機関の多くは、専門的な知識と技術を持つ人材を求めています。ダブルライセンスを持つことで、採用担当者に対して自身の専門性と多様なスキルをアピールできるので、優位性が高まるでしょう。このように、ダブルライセンスを持つことで多岐にわたる業務を一手に担えるので、採用の際に有利に働きます。

理学療法士とアスレティックトレーナーの特徴をおさえておこう

ガッツポーズをする男女

理学療法士はおもに医療機関で働き、リハビリによって患者さんの機能回復や生活の質向上をサポートする職種です。一方で、アスレティックトレーナーはスポーツ現場で選手のトレーニング指導やケガ予防を担当します。このように、どちらの職種も専門的な技術や知識が求められ、対象者のニーズに応じたケアを提供します。それぞれの特徴を把握したうえで、自身のキャリア選択に役立ててください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ジャンル

最新コラム記事