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なぜ理学療法士に心理学は必要なのか?仕事で活かされる場面をご紹介

なぜ理学療法士に心理学は必要なのか?仕事で活かされる場面をご紹介

更新日:2024年07月16日

公開日:2024年07月16日

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車いすの男性とスタッフ

理学療法士を目指している方で、なぜ心理学が重要なのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。理学療法士は、患者さんに対してリハビリを行うだけでなく、心のケアをするのも重要な役割の1つです。心理学の知識を持つことで、患者さんの心の状態を理解し、より効果的なリハビリの提供ができます。

この記事では、心理学の具体的な内容や、理学療法士にとって必要な理由について詳しく解説します。心理学の重要性を知ることで、患者さんとの信頼関係を築けるようになり、より良いコミュニケーションをとれるでしょう。

心理学とは?

心と書かれたハートマーク

心理学は、人間の心の仕組みや行動を科学的に解明する学問で、大きく「基礎心理学」と「応用心理学」の2種類に分けられます。基礎心理学には、「発達心理学」や「認知心理学」などがあり、心の基本的な機能を探ります。

一方で、応用心理学はカウンセリングやリハビリに直接活用され、患者の心理的サポートを行う学問です。このような心理学の知識は、患者のリハビリに対するモチベーションを高めるためにも重要です。患者の心理状態に応じた対応ができれば、より効果的なリハビリを実現できるでしょう。

理学療法士との関わりが強い心理学の種類

ノートパソコンを持つスタッフ

ここでは、理学療法士にとって関わりが強い心理学の種類についてご紹介します。

臨床心理学

臨床心理学は、心の病気や障害の診断と治療を行う心理学の分野です。理学療法士は、患者の身体的なリハビリテーションを支援する際に、心理的な側面も考慮する必要があります。

たとえば、病気やケガによって精神的に落ち込んでいる患者さんに対して、臨床心理学の知識が活用されます。患者の心理状態を改善し、メンタルケアをすることで、リハビリの効果を高められるでしょう。心理療法やカウンセリングを通じて、患者が前向きにリハビリに取り組むためのサポートが行えるようになります。

社会心理学

社会心理学は、人が社会環境のなかでどのように行動し、どのような影響を受けるかを研究する分野です。理学療法士は患者さんだけでなく、その家族や医療チームとのコミュニケーションも大切です。

社会心理学の知識を活用することで、患者さんや医療スタッフとの信頼関係を築きやすくなります。そのため、結果的に円滑なコミュニケーションがとれるようになり、リハビリ効果も高まるでしょう。

スポーツ心理学

スポーツ心理学は、アスリートのメンタルヘルスやパフォーマンス向上を目的とした分野です。理学療法士はスポーツ選手のリハビリを担当することもあるため、スポーツ心理学の知識は非常に役立ちます。

ケガからの復帰を目指すアスリートが抱える不安やストレスを理解し、メンタルトレーニングを取り入れることで、心身のサポートができるでしょう。その結果、選手の回復を促進させて、競技復帰の支援が可能となります。

なぜ理学療法士が心理学を学ぶ必要があるのか?

ノートパソコンを見るスタッフ

ここでは、理学療法士が心理学を学ぶ重要性について解説します。

相手の気持ちに寄り添う職種だから

理学療法士は患者さんの身体機能の回復をサポートするだけでなく、相手の気持ちに寄り添う職種だからです。相手の気持ちをうまく汲み取り、それにあわせた行動をするためには、心理学を学ぶことが重要です。患者さんの気持ちを理解できれば、適切なサポートを提供できるようになるでしょう。

リハビリ中に患者さんが感じている不安を軽減できれば、信頼関係も高まります。このように、患者さんの心理的な状態を理解するのは、理学療法士にとって必要不可欠なスキルです。

信頼関係を築くためには欠かせないから

心理学を学ぶことは、患者さんとの信頼関係を築くうえで欠かせないものです。理学療法士と患者さんの信頼関係は、効果的なリハビリを進めるうえで非常に重要だからです。心理学を活かすことで、患者さんがリハビリに対して前向きになれるようなサポートを提供できます。

また、患者さんのモチベーションも高まり、治療の効果を最大化できるでしょう。このように、信頼関係をうまく築くためには心理学の知識が欠かせません。

他職種とコミュニケーションをとる必要があるから

理学療法士は医療チームの一員として、リハビリスタッフだけでなく、医師や看護師などの他職種と連携して治療を行う必要があります。治療を効率的に進めるためには、他職種との円滑なコミュニケーションが重要です。心理学を学べば、他職種とのコミュニケーションがスムーズとなり、チーム全体としてより効果的に治療を提供できます。

さらに患者さんの治療方針を決める際にも、他職種の意見を汲み取りつつ、適切な内容を提供できるようになるでしょう。このように、患者さんだけでなく他職種とのコミュニケーション能力を高めるためにも、心理学の知識が求められます。

心理学を活かせる理学療法士の職場

杖を突く男性と支えるスタッフ

心理学の知識は、患者さんとのコミュニケーションを円滑にし、効果的なリハビリを実現するために欠かせない要素です。そのため、理学療法士が心理学を活かせる職場は多岐にわたります。

以下のような、理学療法士が活躍している幅広い職場で活用できるでしょう。

● 病院
● クリニック
● 介護施設
● 福祉施設
● スポーツ分野
● 教育機関
● 研究機関

どの職場も共通してコミュニケーションが求められるものなので、心理学の知識を十分に活用できます。とくに精神科をはじめとした、精神的な介入が重要となる職場では、さらに心理学の知識を活かせるでしょう。心理学を学ぶことで理学療法士の活動範囲が広がり、より多くの患者に対して質の高いケアを提供できるようになります。

なぜ理学療法士が心理学を学ぶのかをおさえておこう

ガッツポーズをするスタッフたち

理学療法士がリハビリを円滑に進めたり、患者さんと信頼関係を作ったりするためには、心理学の知識が必要です。理学療法士は身体的なリハビリだけでなく、心理的なサポートを行うことも求められます。そのため、心理学を学べば相手の感情や心の状態を理解しやすくなり、適切に対応しやすくなってリハビリの効果の向上が期待できます。今回の記事を参考にして、ぜひ心理学の知識を深めるきっかけにしてみてください。
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