病院で働きたい場合、求人にはさまざまな職種が存在します。その中に、患者さんのリハビリテーションを中心に行う、リハビリ職と呼ばれる職種があります。リハビリ職は仕事内容によって種類が分かれているため、リハビリ職を目指す場合は自分が目指すべきリハビリ職を知らなければいけません。しかし、実習や現場を見ていないため、仕事内容をイメージできない方も多いかと思います。
そこで、今回は病院のリハビリ職の仕事内容や給料、就職する際に良くある質問についてまとめました。病院のリハビリ職について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
病院のリハビリ職の仕事内容とは?種類や概要も解説
病院のリハビリ職とは、リハビリにかかわる職種のことを指します。病院でリハビリをしている職種は3種類です。就職を考える際には、仕事内容だけでなく、給料事情も気になるかと思います。ここでは、リハビリ職の職種や仕事内容、給料事情について解説します。
仕事の種類
病院のリハビリ職とは、患者さんのリハビリテーションを業務として行っている職種です。主に病院のリハビリ職を担当しているのは、PT・OT・STの3種類があります。それぞれの職種についてまとめました。● PT:理学療法士の略称で、運動療法や物理療法を通して、患者さんの身体機能向上を目指すリハビリのお手伝いをします。
● OT:作業療法士の略称で、作業療法を通して、日常生活動作(ADL)の向上を目指すリハビリのお手伝いをします。
● ST:言語聴覚士の略称で、言語機能の障害や嚥下(えんげ)障害など、口や言葉にかかわるリハビリのお手伝いをします。
リハビリ職の仕事内容
PT・OT・STは病院でリハビリの業務を担当していますが、仕事内容は異なります。それぞれ3つの主な仕事内容を一覧にまとめました。| 仕事内容 | |
| PT(理学療法士) | ・筋力強化や運動機能の向上を目的とした「運動療法」や温熱・電気を用いた「物理療法」を行えます。 ・怪我や病気によって、身体機能が低下するのを予防するのも仕事です。 |
| OT(作業療法士) | ・日常生活動作(ADL)の向上を目的として、歩行訓練や食事や入浴のリハビリをします。 ・ゲームやレクリエーション、手先を使った作業などのリハビリも計画・実施します。 |
| ST(言語聴覚士) | ・言語・嚥下・聴覚など言葉にかかわる障害の能力向上を目的として訓練をします。 ・補聴器などの器具の調整も、仕事としてあります。 |
リハビリ職の給料事情
厚生労働省の「令和5年度賃金構造基本統計調査」のリハビリ職(言語聴覚士・作業療法士・理学療法士)の平均月給は300,900円、年間賞与は714,400円です。月給12ヵ月分と年間賞与を足すと、平均年収は4,325,200円と予想できます。関連がある医療職や介護職の月給、年間賞与は以下のとおりです。
| 月給(円) | 年間賞与(円) | |
| 看護師 | 352.100 | 856.500 |
| 准看護師 | 286.800 | 629.500 |
| 診療放射線技師 | 367.400 | 960.900 |
| 臨床検査技師 | 351.400 | 868.100 |
| 介護支援専門員(ケアマネージャー) | 297.100 | 651.000 |
| その他の社会福祉専門職業従事者 | 289.300 | 786.000 |
就職で気になる|リハビリ職Q&A
就職を考える際に、口コミや職場の雰囲気など多くの情報を知りたいかと思います。就職をするのであれば、誰しも失敗をしたくないと思うでしょう。失敗をしない転職をするには、事前に知っておくべき良い情報を知る必要があります。ここでは、就職の前に質問されることが多い情報についてまとめました。求人を探す前に、ぜひご一読ください。
リハビリ職はどうやってなるの?
リハビリ職として働くためには、資格を取得して求人に応募する必要があります。例えば、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士の3つに関して言えば、国家試験を受けるには、受験資格を満たさなければいけません。3つの資格(言語聴覚士、理学療法士、作業療法士)に言えることは、受験資格を満たすには養成校で指定の単位を取得する必要があります。以下は、3つの資格の養成校を検索できるサイトです。ぜひ、養成校探しの参考にしてみてください。
言語聴覚士:日本言語聴覚士協会 養成校検索はこちら
理学療法士:日本理学療法士協会 養成校一覧はこちら
作業療法士:日本作業療法士協会 養成校一覧はこちら
リハビリ職でつらいことは?
リハビリ職でつらいと思う瞬間は、人によってさまざまです。代表的なつらさとしては、「肉体労働が大変」「人間関係の悩み」「給与や労働環境」などがあります。例えば、リハビリ職では働く場所によって忙しい職場の場合があります。忙しい職場であれば、お昼休憩に時間をさけません。また担当する患者のケースが多いため、日々の仕事に余裕がなく、苦しんでいるケースもあるでしょう。
一方、違う職場ではお昼休憩もとれ、リハビリ職が多く人間関係に悩まない職場もあります。職場によってつらさが違うため、職場に不満がある場合は、転職を考えることが必要でしょう。
リハビリ職は資格なしでも働ける?
リハビリ職は、医療行為を行う場合は資格なしでは働けません、ただし、一部のリハビリ施設の求人では資格なしで働ける場合もあります。資格なしでも働ける求人は、生活の補助やサポート、生活介助などを行う介護職などがあります。理学療法や言語療法を行う場合は、資格がないと実施できません。しかし、補助やサポートの部類であれば、資格なしでも働ける求人は存在します。
そのため、腰を据えて長く働きたい場合は資格取得が必須です。リハビリ施設の雰囲気を知りたい場合は、補助やサポートをする求人に応募するのは良い選択でしょう。
リハビリ職の呼び方ってどう読むの?
リハビリ職では、略称で呼ぶ文化があります。仕事内容や専門分野が違うため、呼び方を使い分けています。代表的な3つのリハビリ職の呼び方は以下の通りです。OT:(オーティー)Occupational Therapist:作業療法士
PT:(ピーティー)Physical Therapist:理学療法士
ST:(エスティー)Speech-Language Therapist:言語聴覚士
リハビリ職の求人はどのように探せばよい?
リハビリ職で働きたい場合、求人サイトを使って仕事を探すのがおすすめです。特に自分がどこで働くか迷っている場合は、「PTOTSTワーカー」の利用が良いでしょう。「PTOTSTワーカー」は、3つの専門職に特化した求人サイトです。実際に働く前に、働いていた職種の人の口コミを閲覧できます。事前に閲覧できるため、理想と現実のずれを無くせます。
また、転職エージェントも、リハビリ職に特化している専門の転職エージェントです。同じ職種の転職サポートをしているため、経験を活かし、より親身になって転職をサポートしてくれるでしょう。
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自分の理想にあったリハビリ職を選んでいこう
病院のリハビリ職について紹介しました。病院のリハビリ職は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3つが代表的な職種です。それぞれ専門職であるため、なるためには養成校で学び、国家試験に合格しなければいけません。そのため、リハビリ職として働きたい場合は大学選びから養成校を確認して選ぶ必要があります。リハビリは人の生活を手助けするやりがいのある仕事です。自分が興味のある職種を選んで、ぜひ就職を目指してみてください。
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