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知っておきたい!!作業療法士の大変なこと

作業療法士はどんなことが大変なのかについてまとめました!事前に知ることで不安な気持ちを解消できるはず!

更新日:2019年06月07日

公開日:2018年09月05日

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作業療法士が患者さんのサポートをしている

現在、作業療法士を目指している学生さんや作業療法士に興味を持ち調べ始めた方の中で、勉強や検索をしていくにつれ「作業療法士の仕事をやっていけるのか?」「思っていたより大変そう」と不安な気持ちになっている方もいるのではないでしょうか?
そんな気持ちを解消するためにも、作業療法士の仕事をするうえでどんな部分が大変なのかについて見ていきましょう。

何が大変?作業療法士の仕事

作業療法士がリハビリテーションを行っている

作業療法士の仕事は大変そうと思っても、実際に作業療法士として働いた事がない人にとっては、何が大変なのか分からないですよね?
そこで、作業療法士として働いている方が、どんな所が大変だと感じているのかをご紹介します。

体力が必要

作業療法士の仕事は、働いている分野によって違いはありますが基本的には体力が必要な仕事です。患者さんのリハビリ中の介助はもちろんのこと、レクリエーションなどの準備から後片付けなど全てを行うため全身を動かします。また、患者さんの病室や自宅に行きリハビリをする事もあり、1日中歩き回っているということも多い仕事ですので、仕事終わりには疲れ果ててしまうほど体力を使います。

患者さんとのコミュニケーション

作業療法士は患者さんとコミュニケーションをとることがとても大切な仕事です。
なぜなら、コミュニケーションをとることで患者さんとの信頼関係を築くとともにリハビリへの意欲を向上させることができるからです。
しかし、患者さんの病気の影響や個性によって、自分がやってきたコミュニケーションのとり方が通用しない場合があります。
ですので、先輩を見てコミュニケーション力を学ぶことや、患者さんに合わせた接し方やタイミングを見極めることが大切です。

結果がすぐ出ない

作業療法士の仕事の多くは、すぐに結果が出ることは少なく日々の作業療法によって少しずつ結果が現れます。
ですので、患者さんが達成できそうな目標を立てることで、患者さん自身に体の変化に気づいてもらい、リハビリに前向きになってもらうことが大切です。
患者さんとコミュニケーションをとり、しっかりと観察することで患者さんに必要なことを捉える力を磨き続ける努力も必要です。

作業療法士の大変なことは職場で変わる!?

作業療法士が集まって会議をしている

作業療法士になるため日々勉強している学生さんにとって、国家試験が近づいて来ると共に就職先も探していかなければなりません。
作業療法士が活躍できる場所はたくさんありますが、就職した後に「思っていたのと違った」とならない為に、どんな所が大変なのかもある程度は把握しておきたいですよね。
そこで、職場によって大変さの違いを調べてみました。
まず、作業療法士が多く働いている病院勤務の大変なことは、他職との意見や考え方に違いがあり摩擦が起きてしまうことや、多くの患者さん一人ひとりとコミュニケーションをしっかり取ることの難しさ、そして精神的に強くいなければいけないことです。
また、福祉施設や介護施設での大変なことは、精神的に不安定な利用者が出たときその利用者に付きっきりになってしまうことで、他の利用者を見られないことだそうです。
働く職場が病院などであれば、他職種の方も多く働いているので人間関係での大変さが多い傾向にありますが、その他の施設では利用者の年代や症状によって大変なことの内容が変わってくるようです。
就職先の職場を探す時は、できれば面接前に病院や施設で働く方の雰囲気をしっかりと見ておくことをオススメします。

大変なことと上手に付き合おう!!

作業療法士がパソコンの入力をしている

作業療法士として働いていると、仕事場での人間関係や患者さんや利用者とのコミュニケーションなど色々と大変なことはあります。
その「大変なこと」とどう向き合って、どう乗り越えているのか?
それは、一人で問題を抱え込まず先輩作業療法士に相談しアドバイスをもらい、そのアドバイスを踏まえて改善策を考え行動に移すことを繰り返していく。
この方法を繰り返していくうちに、自分なりの「大変なこと」との向き合い方や乗り越え方を見つけられるようになるでしょう。

作業療法士の魅力とは?

作業療法士が患者さんのリハビリテーションを行っている

作業療法士の仕事は大変なことも多いため、作業療法士の良さとは何だろうと疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
作業療法士の仕事の良さは、自宅の中だけでしか動けなかった方に作業療法を行うことで、外を歩けるようになり喜んでいる姿を近くで見ることができるなど、設定した目標に向かって患者さんに寄り添いリハビリをし、目標達成した時の喜びを共有できることです。
また、良くなった患者さんや利用者さんからお礼の言葉を言ってもらえた時など、作業療法士としてのやりがいを感じられる場面がたくさんあることは、作業療法士として働く魅力と言えるでしょう。

まとめ

作業療法士の男女が集まってガッツポーズしている

作業療法士が大変だと思うことについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
作業療法士として働く方は、体力やコミュニケーション、結果がすぐ出ないということに大変さを感じている方が多いようです。
また、コミュニケーションに関しては患者さんとだけではなく、勤務する職場で関わる他職の方々と、コミュニケーションを取り良好な関係を築くことも大切です。
しかし、どんな仕事にも大変なことは必ずあります。
なので、働きだしたとき「大変なこと」ばかりに目を向けず、小さな良い変化などに目を向けることで、大変なことがあっても作業療法士としてのやりがいに繋がっていくでしょう。

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