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自費のリハビリは違法じゃない?良くある質問や病院の探し方についてもご紹介

自費のリハビリは違法じゃない?良くある質問や病院の探し方についてもご紹介

更新日:2023年06月05日

公開日:2023年06月05日

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足を支える男性

リハビリの期日が終わったけど、もう少しリハビリを長く受けたい。そう思ったことはありませんか。そんな方には自費リハビリがおすすめです。自費リハビリでは、名前のとおり保険適用ではなく自費でリハビリを受けることを指します。最近では、「リハビリ難民」という言葉のようにリハビリを受けられない方が増えているため、注目されています。

自費でリハビリすることは、分からない点もあり不安も大きいかと思います。今回は、自費リハビリの概要やよくある質問について解説していきます。リハビリが終わってしまい、自費リハビリを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

自費リハビリの料金はいくら?効果や目的についても解説

ボールを使ったトレーニング

自費リハビリとは、保健が適用されずに自費でおこなうリハビリのことを指します。自費でおこなうことで、医師に指示された期間を過ぎてもリハビリを受けられます。そのほかにもメリットやデメリットがあります。ここでは、自費リハビリの概要についてご紹介します。

料金

料金については、1時間10000円前後でおこなっていることが多いようです。自費リハビリは保健の適用外でおこなえるので、民間の企業もおこなっています。そのため、会社によって価格や時間は変わってきます。

効果

自費リハビリで効果をあげるには、適切な内容と目標設定が大切です。多くの自費リハビリ施設では、回数と内容を決めます。その際に、担当者と相談して、どこまで自費リハビリでおこなうか、自主トレの量を決めておくと良いでしょう。

通常のリハビリ施設だと、回数や期日が限られているため満足いかないこともあるかもしれません。その点、自費リハビリでは金額が許す限り、自分に合わせてリハビリをおこなえるので意欲的な方にはとても効果があると言えるでしょう。

メリット

メリットは、マンツーマンで満足いくまでリハビリが受けられることです。通常のリハビリですとリハビリの日数は最高150日までと限られています。この日数を標準的算定日数と言います。

自費リハビリは保険適用外のため、日数の制限がありません。保険適用だと、どうしても限られた時間のなかで、リハビリをしなければいけません。自費リハビリは時間を多く使えるため、丁寧に自分が納得がいくまでリハビリできることが大きなメリットです。

デメリット

デメリットとして以下の点が挙げられています。
・費用が高くなりやすい
自費リハビリは保険適用されません。そのため、疾患や症状によって料金設定は変化します。特に決められた保健料金でないため、確認しておかないと思っていたよりも高額になってしまう可能性があります。

・医療機関と連携できていないとグレーゾーンになる可能性がある
医療機関で医師に指示をもらっていないと、法律に違反してしまう可能性があります。通常、作業療法士によるリハビリテーションは、医師の指示の元でおこなうように法律で決まっています。そのため、自分がリハビリテーションをしてもらっていた医療機関との連携が必要です。自費リハビリを考えている場合は、医療機関とよく相談して紹介状を書いてもらうなどの対処しておくようにしましょう。

自費リハビリは違法?よくある疑問について詳しく解説

首をかしげる男性

自費リハビリをする際には「違法」といった気になる検索ワードが出てきます。そのような検索ワードが出てくると、とても心配ですよね。今回は、自費リハビリを知らない方が多く悩む質問について解説しました。気になる質問の項目からご覧になってください。

自費リハビリは違法?

自費リハビリは、利用用途を間違えなければ違法にはなりません。通常のリハビリは、医師の指示の元で病状に対してリハビリをします。そのため、保健が適用され料金が負担されるようになります。

一方自費リハビリでは、医師の指示がないところで理学療法士を名乗って病状にアプローチすることは違法です。そのため、多くの場合は健康増進や病気予防の目的でおこなわれます。基本的には医師の指示書のもとでおこなうことが多いので、担当医に相談してから自費リハビリを受けるようにしましょう。

相場はどれくらい?

自費リハビリの相場は、1時間10000円前後となっています。通常のリハビリに比べると、保険適用が効かないため、高額になってしまいます。その分、自費リハビリでは、回数や内容を選べるため自由度は高くなっています。

訪問診療は可能?

自費リハビリには、訪問型のサービスもあります。そのため、身体が不自由な方や近くにリハビリ施設がない方におすすめです。訪問診療をしてもらいたい場合は、「訪問型自費リハビリサービス」を提供しているかを、HPや電話で確認すると良いでしょう。

入院していても可能?

入院中に、自費リハビリテーションをする方はほとんどいません。理由としては、入院している方は急性期などの病状が悪い場合が多く、治療のプランの中にリハビリテーションが含まれています。そのため、入院中にリハビリをしていない方はほとんどいないでしょう。

万が一現在のリハビリに満足できていない場合には、担当医と相談していくことが必須です。リハビリの内容や回数は担当医の指示の元でやっています。自費リハビリはあくまでも、退院後の機能改善のためにおこなわれるべきでしょう。

東京や大阪で自費リハビリは可能?探し方についてご紹介

笑顔を見せるお医者さん

自費リハビリをしている場所は、東京や大阪など人口が多い都市部に多くあります。自費でリハビリを受けるため、安心できる場所で受けたいかと思います。今回は、東京、大阪で自費リハビリをやっている施設についてご紹介します。

近くを探す場合は

現在、自宅近くの自費リハビリ施設を探す方法はGoogleの検索しか方法がありません。通常のリハビリ施設であれば学会のHPで探すことができますが、民間の事業所が多いため利用できません。ここでは、大阪東京で自費リハビリをおこなっている施設のサイトをご紹介します。お近くで探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
東京
「フィジオセンター」https://physiocenter.jp/
「STROKE LAB」https://www.stroke-lab.com/therapy

大阪
「NEUROスタジオ」https://www.ilneurostudio.com/

自費リハビリは有効活用しよう

タオルを使った体操

自費リハビリは、違法ではなくとても大切なリハビリです。特に症状が長びいてしまい、決められた期限でリハビリができなかった方には有効な方法です。ぜひ、通いやすいリハビリ施設を探して、やってみてください。

自費リハビリ施設は民間の企業が多いため、口コミなどで探すしかないのが現状です。その際は、担当医と相談して、紹介状を書いてもらい安心できる場所でリハビリをしてみてください。メリット・デメリットを把握したうえで、充実したリハビリをやっていきましょう。
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