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整形外科のリハビリはいつまで通う?症状別の期間や病院の探し方についてもご紹介

整形外科のリハビリはいつまで通う?症状別の期間や病院の探し方についてもご紹介

更新日:2023年03月30日

公開日:2023年03月30日

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問診の様子

交通事故やスポーツなど日常生活でけがをすることは珍しくありません。けがをすると整形外科でのリハビリはつきものです。しかし、通っていると「いつまで続くのかな」「途中まで通っていたけどやめたい」と思う方が多いのも事実です。

整形外科のリハビリは、目安や不安に思っている答えが分かると前向きに通えます。今回はリハビリに通っていて不安がある方に向けて、概要やよくある質問について解説しました。リハビリにいつまで通うか不安に思っている方はぜひ読んでみてください。

整形外科のリハビリの概要

リハビリの様子

整形外科に通う場合、一般的には健康保険を使用して治療を開始します。そのため、定められている治療期間やおおよその料金の目安はあります。ここでは整形外科のリハビリの概要について解説します。

いつまで通うことが多い?

健康保険を利用する場合のリハビリの期間は定められています。疾患や治療する場所によって期間は変化します。具体的には以下のとおりです。

・運動器リハビリテーション:150日(骨折、五十肩など整形外科でのリハビリはこの期間です)
・脳血管疾患等リハビリテーション:180日
・廃用症候群リハビリテーション:120日
・呼吸器リハビリテーション:90日
・心大血管疾患リハビリテーション:150日

整形外科に通う場合は、多くの方は運動器のリハビリです。そのため、目安として150日と考えると良いでしょう。 

リハビリの料金はどうなる?

リハビリの料金は、2年に1度改定される保険診療の診療報酬に基づき、全国一律で決まっています。人員や設備の広さなどによって、料金は変わるようになっています。例えば運動器リハビリテーション(Ⅰ)の基準を満たしている場合はリハビリ1回の料金は以下のとおりです。
1回あたりのリハビリ時間1割負担3割負担
1単位(20分)185円     555円
2単位(40分)370円     1,110円 

「引用:https://www.kitatoda-clinic.com/reha/qa.html

症状別リハビリにはどれくらいかかる?

リハビリをする女性とスタッフ

リハビリは症状によって、病院に通う期間が変化します。そのため、リハビリをしていく中でどれくらい通うか分かると便利かと思います。そこで、ここでは特に多い症状の腰痛と突き指のリハビリの期間の目安について紹介します。

腰痛

腰痛のリハビリは慢性的なものか急性的なものかで期間は変わってきます。例えば、スポーツをしている人がなりやすい腰椎分離症では、一般的に3~6カ月程度の安静と運動休止が基本とされています。慢性的な方が多い腰椎椎間板ヘルニアの場合では、手術をした後1~3カ月程リハビリが目安です。

痛みの度合いや症状によってリハビリの期間は変わってきます。そのため、ご自身が通っている医療機関と相談して、リハビリ期間を確認すると良いでしょう。

突き指

突き指のリハビリは、軽度の損傷が多いために比較的短期間で完治します。軽度の損傷であれば、1~2週間ほど。じん帯や軟骨の損傷であれば1カ月程度のリハビリや治療が必要です。医療機関で適切に診断されないと、後遺症が残る場合もあるので、まずは診断をしてもらうようにしましょう。

整形外科のリハビリは意味がない?実際によくある質問について解説

腕を組むスタッフ

整形外科のリハビリに通っていると、さまざまな不安な検索ワードを目にします。「リハビリは意味がない」「リハビリが痛い」など、リハビリを受けているにはその不安をなくしたいかと思います。

ここでは、リハビリで質問する方が多い質問について解説しました。日常生活を不自由なく過ごしていくにはリハビリはとても大切な治療です。閲覧して少しでも不安が取り除けると良いですね。

リハビリでは何をする?

整形外科のリハビリでは、理学療法を中心におこなっていきます。理学療法とは、リハビリテーションの種類の1つで、運動機能の改善や痛みやしびれの改善を目的としています。症状によってプログラムは違いますが、主にする理学療法は以下のとおりです。

運動療法…運動や動かすことを用いて、体の機能の改善を図る。

徒手療法…治療者によって施される方法。

物理療法…機器を用いて、痛みの改善を図る方法 

途中でやめても大丈夫?

整形外科のリハビリでは、基本的には途中でやめることはNGです。理由としては、リハビリとは身体機能の回復と維持を目的としています。そのため、途中でやめてしまうとその段階で回復の進行が遅くなってしまいます。

どうしても回数を重ねていく中で、意欲が薄くなってしまう時期もあります。しかし、意欲が無くなっている場合でも主治医と相談してリハビリ方法や回数を工夫していくようにしましょう。何も相談しないでやめてしまうのはもったいないことなのでやめましょう。

リハビリは痛くない?

整形外科でリハビリをしていく場合には、痛みが出ないように細心の注意を払いながらリハビリをしていきます。そのため患者さんと相談しながらリハビリしていくので、痛みを気にされる方は安心してください。

しかし、早急に治したい場合や症状の度合いによっては、強度の高いリハビリをする場合もあります。ですが、現在はどの病院でも患者さんの意志を尊重しながらリハビリしていくので安心してください。

整形外科のリハビリは夜遅くまでやっている?便利な探し方をご紹介

ガッツポーズのスタッフ

「現在通っている整形外科は少し通いづらい」「仕事終わりに行けるように夜遅くまでやっている場夜がいい」リハビリ期間が長引いて来ると、通う整形外科を変えたい場合もあるかと思います。今回は、信頼できる整形外科を探す方法についてご紹介します。リハビリする機関を変えたい場合は、主治医とご相談の上、検討してみてください。

整形外科のリハビリの探し方

整形外科医を探す場合には、日本整形外科学会のHPがおすすめです。営業時間では探せませんが、地域別、勤務先住所、勤務先名称が分かります。また、さらに細かな条件で調べられるのがこのHPの良いところです。

スポーツのけがを見てもらいたい場合には、日整会認定スポーツ医のページ。リハビリテーションの専門医に見てもらいたい場合は日整会認定運動器リハビリテーション医などさまざまな条件で探せます。特に整形外科を探す場合は、人によって症状が違いますので、自分の症状に合わせて専門医を探してみてください。

https://www.joa.or.jp/public/speciality_search/

整形外科のリハビリは無理なく通おう

リハビリをする女性

整形外科のリハビリは、日常生活を送るためには必要な治療です。時間はかかる場合はあるかもしれません。しかし、主治医やリハビリをしてくれる理学療法士の方に相談していくことが大切です。

一番その方の症状を理解している方は主治医です。分からない点や不安な点を明確にしながら、あせらずじっくり向き合っていきましょう。その先には元通りの生活が待っていますので、根気よく続けていきましょう。

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