作業療法士になるには学校選びから
作業療法士の学校選びで抑えておきたいポイントを3つにまとめました!学校を探している人はぜひ参考にしてください。
更新日:2019年06月07日
公開日:2018年09月05日
リハビリの専門家であり国家資格でもある作業療法士。目指すためには高校卒業後、養成校で学ぶ必要があります。作業療法士の養成校として認められている学校は、全国に200校近く存在します。学校にはどれほどの種類があって、選ぶにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。自身に合った最適な学校を選ぶために、知っておきたいポイントをまとめました。
目次
作業療法士の学校は大きく分けて3種類
大学(4年制)
一般的な医学の知識や作業療法士の専門知識だけでなく、語学や科学などの一般教養も学ぶことができるカリキュラムになっています。作業療法士を養成するだけでなく、人間性を養うことも目的に掲げている学校や、通常の臨床実習に加えて独自性のある実習を取り入れている学校もあります。大学には医療分野以外の学部もあるため、いろいろな考えを持った人と知り合う機会もあります。「専門知識以外のことも知りたい」「ほかの職業に就く可能性も残しておきたい」という人向きです。大学院に進んで研究職に進むことも可能です。
短大(3年制)
大学と同じく専門知識以外も学ぶことができます。作業療法士を目指せる短大は全国で5校ほどですので、通える範囲にあれば比較検討してみましょう。
専門学校(3年制・4年制)
卒業後すぐに作業療法士として働くことを前提としたカリキュラムになっています。臨床実習も即戦力として働けるレベルを目指した内容になっています。まわりもみんな同じ目標を持った人たちばかりですので、作業療法士になると決めている人にとって集中して学べる環境です。
通う期間で考えると3年制は早く働くことができるぶん、カリキュラムが凝縮されていて大変と感じるかもしれません。一方、4年制は3年制よりも時間をかけることができるため、じっくりと学ぶことができ国家試験対策にあてる時間も多くなります。
作業療法士に必要とされる知識は幅広いため学習量は多くなります。知識に加えて技術の習得も必要になります。それぞれの事情によりますが、できれば4年制の学校で余裕を持って学ぶことをおすすめします。
作業療法士の学校を選ぶ3つのポイント
ポイント1.作業療法士国家試験の合格率
学校を無事卒業できても、国家試験に合格できなければ意味がありません。学校によっては分野別に個別指導があって苦手分野克服に力を入れているところや、1年次から試験対策を始めるところも。対策だけに終わらず、確実に合格につながっているのかどうか国家試験の合格率をチェックしておきましょう。
ポイント2.作業療法士の求人数と就職先
作業療法士は需要がある職種のため、学校の種類を問わず就職率は高くなっています。
就職率100%を誇る学校も多いなか、チェックしたいのが求人数と就職先。過去の実績によって求人数が変わってきます。確かな人材を輩出する学校と認知されていれば、あまり募集のかからない求人が優先的にまわってくることもあります。
また、経営母体が病院の学校である場合や、付属病院がある学校である場合は、それだけ就職先が広がるといっていいかもしれません。
就職先が第一希望の職場なのかどうかも、確認できるようならしておきましょう。
ポイント3.学校による特別制度のあり・なし
奨学金制度が利用できる学校は多くありますが、指定の病院や施設で一定期間働くと奨学金の返還が免除されるという学校もあります。ほかにも、成績優秀者は学費の一部が免除される、提携病院で働くと給付金が支給される、といった制度を採用している学校もあります。志望校が絞り切れないときなどは、どんな制度があるのかを調べて参考にするのもひとつです。
作業療法士の学校選びで失敗しないために
作業療法士の学校を選ぶには、かかる費用や自宅からの通学方法、学校の雰囲気など、調べておくべきことはたくさんあります。「調べ過ぎて分からなくなった」ということもあるかもしれませんね。そんなときでも上記の3つのポイントをふまえて再確認すれば、自分に最適な学校を選ぶことができます。「そんなの知らなかった!」ということがないように、学校はしっかりリサーチして選びましょう。
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