就活を控えた作業療法士必見!面接に受かるコツ
基本を押さえた上でまわりに差も付ける!作業療法士の面接突破術
更新日:2019年06月07日
公開日:2018年09月05日
作業療法士の面接を控えて緊張していたり、質問に答えられなかったらどうしようと悩んでいたりしませんか?面接は就職できるかが左右される最も重要な場面ですから緊張するのは当たり前。
しかし、自身をアピールできる絶好の機会にいいたいことが伝えられなかったというのはもったいないです。ここでは、面接で好印象を与えるためにすべきことや注意すべきポイントについてまとめています。ぜひ参考にしてみてください!
目次
第一印象をよくして面接を突破しよう!
人の第一印象は会って数秒で決まるといわれています。第一印象をよくすることで面接官に好印象を与えられ、面接も有利に進めていけるでしょう。
とはいっても、初対面の人と話すとき声が小さくなるという方や面接では緊張して頭が真っ白になるという方はいらっしゃいますよね。そんな方でも少し気をつけるだけで印象をよくする方法があります。それは何か見ていきましょう。
STEP1:身だしなみのチェックは忘れずに!
第一印象は見た目によっても左右されます。面接官が一番初めに見ることになる身だしなみは整えておくことが最低条件となっています。
さらに、作業療法士の仕事は患者さんの信頼が必要であるため、普段から髪型や服装には気を遣う必要があり、面接でも清潔感のある身だしなみが理想です。
髪の色は自然な髪色で、髪が長い方はすっきりまとめましょう。服装は汚れやしわのないシンプルなスーツでシャツのボタンはすべて留めること。女性の方はナチュラルメイクでマニキュアは使用しないようにしましょう。
STEP2:“笑顔”を意識してみて!
作業療法士の仕事は人とコミュニケーションをとることが最も重要といっても過言ではありません。患者さんと接する際も笑顔で声掛けをする必要があります。
よって、作業療法士の面接でも“笑顔”というのは面接官に重要視されているポイントのひとつといえるでしょう。
表情が強張ってしまうという方は口角を上げるだけでも自然と表情が和らぎます。面接官の話を聞くときは笑顔を意識し、志望動機など自身の意見をしっかり伝えるときは真剣な表情で話すとより印象に残りやすいでしょう。
STEP3:姿勢を正し、相手の目を見て会話すること!
声が小さくなるという方は下を向いて話していませんか?
面接は姿勢を正して面接官の目を見て話すというのが基本になっています。作業療法士が患者さんに接するときも目を見て話すことは最低限求められていることです。
椅子に座るときは胸を張り、背もたれを使わずに背筋を伸ばして座りましょう。姿勢を正すだけで自信が湧いてきて大きな声も出るようになるため、試してみてください。
また、相手の目を見ることがどうしても苦手な方は鼻や口元を見て話すように心がけましょう。キョロキョロして視線が定まらないというのはできるだけ避けるようにしてください。
これらを面接のとき急に実践すると常に姿勢などを意識しておかなければならず、質問に集中できなくなってしまいます。そうならないために普段の生活に取り入れ、意識しておくと自然とできるようになるでしょう。
志望動機でライバルと差をつける!!
さて、面接が始まるとどんな質問をされるか気になりますよね。作業療法士の面接において必ず聞かれる質問は「志望動機」についてです。「なぜ作業療法士になりたいと思ったか」「なぜこの職場を選んだか」などは必ず質問されるでしょう。
作業療法士は養成学校で一定の知識や技術を養い、全員国家資格を取得してから就職活動を行っているため、経験者以外は能力の差がそこまでありません。よって、どれほど作業療法士になりたいか、この職場で就職したいという熱意はどれほどかを面接官は重要視している傾向にあります。
面接官の印象に残るようにするためには志望先の情報収集をしっかり行い、そこにしかない特徴や強みを知っておきましょう。志望先の方針に合わせて作業療法士としてやりたいことやどのように貢献できるかを伝えることでここに就職したいという意思が伝わります。
ありきたりな内容にならないように作業療法士になりたいと思ったきっかけは具体的に、実体験を盛り込むと効果的です。
また、志望動機をもとに質問されることもあるため、何を聞かれてもいいように自身の意見をしっかりまとめておきましょう。
質問はありますか?と聞かれたら
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。この質問に対して「特にありません」と答えるのはなるべく避けたいところです。
かといって、仕事に意欲的だということがわかる良い質問をしなければと難しく考える必要はありません。
自身が譲れない条件があればそれについて質問してみましょう。志望先について調べた内容のどこまでが本当かわからないため、直接聞いて確かめることが重要です。
とはいっても、「給料はどれくらいですか?」と直球で聞くと給料が低かったらすぐ仕事を辞めるのかと思われてしまいます。
例えば、志望先のホームページに“週5日勤務”と書いてある場合、お子さんがいらっしゃる方は「小さい子どもがいるため土日は出勤できませんが、よろしいですか?」と聞きます。このように「確認しておかなければならないこと」や「志望先に知っておいてほしいこと」は伝えておいてください。
休日の他にも待遇、社員の教育制度などについて聞きたいことがないか事前に考えておきましょう。
作業療法士になるまであと少し!
面接を成功させるためのポイントについて紹介してきましたがいかがでしたか?
面接で焦ったり困ったりしないように、事前に準備できることはすべてしておきましょう。
自身の意見をしっかりまとめて、落ち着いてはきはきと話すことができれば、患者さんに対しても真摯に向き合う人だと感じてもらえます。面接を突破して、立派な作業療法士になれるよう頑張ってください!
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