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【現役理学療法士も必見!】理学療法士との結婚はアリ!?気になる年収などは?

【現役理学療法士も必見!】理学療法士との結婚はアリ!?気になる年収などは?

更新日:2023年02月16日

公開日:2023年02月16日

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結婚指輪

理学療法士の人との結婚を考えている場合、年収や仕事の忙しさについて気になる人は多いと思います。結婚はその後の人生に大きく影響するものなので、なるべく相手の仕事の情報は知っておきたいですよね。
今回は理学療法士としての目線も加えつつ、結婚のメリットや決めておきたいポイントについてご紹介します。

理学療法士とは?

リハビリをする患者さんとスタッフ

実際に理学療法士とはどのような職業なのでしょうか。ここでは仕事内容や年収について具体的に説明します。

理学療法士の仕事内容

理学療法士は、病気やケガで身体が不自由になった人にリハビリを行うことがおもな仕事です。リハビリでは以下のような内容を行います。

・歩く練習をする
・立ち上がる練習をする
・ベッドから起き上がる練習をする
・筋トレをする
・ストレッチをする
・その他の日常の動きを練習する

病院内や施設内で仕事をしている人が多いですが、なかには利用者さんの自宅に訪問する、リハビリではなく研究を中心に行うなどの分野もあります。どの分野も共通しているのは「その人が安全に過ごすための手助けをする」という点です。

理学療法士の勤務時間や休日

理学療法士の仕事は基本的に朝8〜9時からはじまり、夕方5〜6時に終業することがほとんどです。なかには早番や遅番などを設けている職場もありますが、勤務時間は総じて8時間前後です。厚生労働省によると、1日あたりの残業平均時間は約1時間といわれています。

週休2日の休日を設けている職場が多いため、年間休日は110日以上あると予想されます。365日稼働している病院・施設だと休日はシフト制になりますが、土日祝日が休みの職場も多いです。もちろん職場によって勤務時間や残業時間、休日日数に差はあるので、あくまでも目安としてとらえておきましょう。

出典:厚生労働省 医療従事者の需要に関する検討会 理学療法士・作業療法士分科会(第2回)資料2

理学療法士の年収

厚生労働省の統計によると、令和2年の段階で理学療法士の平均年収は約420万円といわれています。[1] この平均年収を月収に換算すると、賞与その他を含めて約35万円。給与所得者全体の平均年収が約433万円[2] であることから、理学療法士の年収平均はやや低いことがわかります。

出典:厚生労働省『令和2年 賃金構造基本統計調査(職種)第1表 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)』(e-Stat)
令和2年分 民間給与実態統計調査 - 国税庁

理学療法士の結婚率と結婚年齢は?

談笑するスタッフ

理学療法士の概要をおさえたうえで、次に結婚率と結婚年齢はどの程度なのでしょうか。
結婚率の明確なデータは多くありませんが、埼玉県内の研究によると理学療法士全体の38.8%が既婚者で、平均年齢は約35歳という結果でした。

内閣府によると、日本全体の結婚率は25〜29歳では男性27.3%、女性38.7%、30代では男性52.9〜65%、女性65.4〜76.1%という結果でした。また厚生労働省によると、平成27年の段階で男性の平均初婚率は31.1歳、女性が29.4歳といわれています。

このように、理学療法士の結婚率に関しては、日本の平均と比較しても低くないことがわかります。結婚年齢は厳密には比較できませんが、早い人だと20代で結婚する理学療法士も多い印象です。

出典:埼玉県内の理学療法士をとりまく就労環境|理学療法 臨床・教育・研究
結果の概要 - 厚生労働省

第1部 少子化対策の現状(第1章 3): 子ども・子育て本部

理学療法士の出会いの場はどこ?

リハビリをする患者さんとスタッフ

理学療法士が結婚相手を見つけるきっかけはどのような場面なのでしょうか。ここでは理学療法士の出会いの場について説明します。

同じ職場での出会い

最初にあげられるのは、同じ職場のスタッフとの出会いです。職場内の理学療法士同士が結婚するケースは、決して珍しくありません。理学療法士は他のスタッフとコミュニケーションをとる機会が多いので、意気投合してそのまま結婚に発展した、というのはよくあります。なかには理学療法士同士ではなく、看護師と結婚することもあるでしょう。

職場外での出会い

理学療法士は職場内だけでなく、職場外での出会いもあります。しかし理学療法士は基本的に職場内で仕事を行うので、勤務中は外部の人と会うことは少ないです。そのため知人の紹介や同窓会など、プライベートでの出会いが中心になるでしょう。

理学療法士と結婚するメリット

杖をついて歩く女性とスタッフ

ここでは理学療法士と結婚するときにどのようなメリットがあるのかを説明します。

医療の知識が備わっている

理学療法士は、医療や介護に関係する知識を持っています。そのため病気や、高齢者の介護方法などで困っているときは頼りになるでしょう。運動の分野にも精通しており、効率的な筋トレやストレッチ方法にも詳しいです。また急に事故が起きてケガをしたときも、落ち着いて対応できるので、一緒にいると安心できます。

収入や雇用は安定している

理学療法士の収入は先ほど説明したとおり、平均よりやや低いですが、収入は安定しています。世界情勢の影響で収入が左右されることは少ないので、収入がガクッと落ちた…ということはほとんどありません。

また理学療法士は国家資格なので、職に困ることはありません。少子高齢化社会でさらに医療職の需要は高くなると予想されるので、就職先はたくさんあります。一度資格を持っていれば、ある程度の収入と雇用を得られやすいのが理学療法士のいい点ですね。

夜勤がない

看護師や医師には夜勤がありますが、理学療法士には夜勤がありません。仕事は朝から夕方までなので、生活リズムを一定に保ちやすいです。結婚生活ではお互いの生活リズムが異なると、休日に一緒に出かけられなかったり、日中に子どもの面倒を頼めなかったりすることもあります。残業も少ない職場だとしたら、仕事終わりの日でも家庭の時間を作りやすいですね。

コミュニケーションスキルが高い

理学療法士は他職種や患者さんとやりとりしているので、コミュニケーションスキルが高い人が多い傾向にあります。リハビリでは患者さんの気持ちを引き出すことも多く、聞き役としてのスキルも持ち合わせています。結婚生活でもなにか困ったときがあれば、熱心に聞いてくれるでしょう。普段の日常でも、コミュニケーションを欠かさずにとってくれるはずです。

理学療法士が結婚できない理由

患者さんの手を握るスタッフ

理学療法士のメリットについて述べましたが、なかには「理学療法士は結婚できない」という話もよく耳にします。ここでは理学療法士が結婚できなといわれる理由について説明します。

給料が高いとはいえない

理学療法士が結婚できないといわれる一番の理由は、給料が高くない点でしょう。収入の項目でも説明しましたが、年収は全国平均と比べるとやや低いです。そのため理学療法士と結婚するなら、共働きは必須といえます。もし裕福な生活を期待していたとしたら、そのギャップに苦しむ可能性があるでしょう。

しかしお互い協力しながら生活をすれば、そこまでお金に困ることはありません。収入に関しては、今後どの程度の費用がかかるのかをよく考える必要があります。

勉強会や研修で忙しい

理学療法士は常に勉強が必要になる職業でもあり、休日に研修会が開かれることも多いです。そのため休日が潰れやすく、家庭の時間が削られることがあります。勉強会の費用も決して低くはないので、頻繁に参加すると家計を圧迫する原因にもなります。

勉強会への参加は職場での評価、今後のキャリアなどにも関わる可能性もあるため、仕事と家庭のバランスはよく考える必要があるでしょう。

理学療法士として年収を上げるためには?

リハビリをする患者さんとスタッフ

少しでも結婚生活を幸せに過ごすためには、やはり給料を上げることが重要です。ここでは理学療法士の年収の上げ方について説明します。

転職して給料を上げる

理学療法士は同じ職場に長年勤務したとしても、昇給にはあまり期待できません。年収を上げる一番の方法は、転職することです。理学療法士の求人サイトを確認して、今の職場より年収の高い場所に転職しましょう。

条件がよければ年収アップだけでなく、休日日数も増えて家庭の時間もより確保できるかもしれません。医療職はまだまだ需要があるので、転職の難易度も高くありません。給料が心配なら、ぜひ転職も検討してみてください。

新しい資格を獲得する

転職以外にも新しい資格を取得すると、収入がアップする可能性につながります。

・認定理学療法士
・ケアマネージャー
・その他の専門資格

とくに認定理学療法士を取得していると手当が増える職場もあるので、優先度は高いです。その他の資格も転職が有利になったり、別の仕事を行う機会が増えたりするきっかけにもなるため、持っておいて損はありません。転職と同時に、資格の取得も考えておきましょう。

副業で本業以外の収入を得る

本業ではなく、副業として別の収入を得ることも1つの手段です。最近はスキマ時間を利用して副業を行っている理学療法士も増えました。副業といっても、その種類はたくさんあります。

・ブログ
・Webライター
・動画制作
・アルバイト
・セミナー講師

ブログや動画制作など、パソコンを持っていればできる副業も多いので、仕事終わりや休日の時間も活用しやすいのが利点です。しかしその分副業にかかる時間を確保する必要があるので、家庭の時間をムリに削らないように注意しましょう。

理学療法士の結婚後の影響は?

女性スタッフと男性スタッフ

理学療法士は、結婚の前後でなにか大きな変化はあるのでしょうか。ここでは理学療法士が結婚したら、どのような影響があるのかを説明します。

仕事への影響

理学療法士は結婚後も、収入の関係で勤務を続ける人が多いです。男性はそのまま仕事を続けることがほとんどですが、女性は子どもを産んだあとに勤務形態を変更するケースもあります。職場によっては非常勤やパートもあるので、そちらにシフトしつつ勤務を継続します。そのため女性は結婚後に勤務形態が変わる可能性がありますが、全体的にそこまで大きな影響が出るわけではありません。

出産や復職について

理学療法士は女性の比率も多いので、産休・育休の制度がしっかりしている職場が多い傾向にあります。なかにはスタッフ用の託児所が設けられている職場もあります。育休明けでは、勤務時間を短縮しつつ仕事に復帰することが多いでしょう。また子育てのために一度退職して、子どもが大きくなったら復職するケースも少なくありません。

結婚するときに決めておきたいこと

話す女性と男性

理学療法士と幸せな結婚生活を送るためには、いくつかのコツが必要です。ここでは、結婚したら決めておきたい点について説明します。

どんな職業なのかを理解する

理学療法士と結婚する人は、どのような職業なのかをしっかりと理解しておきましょう。年収や残業時間、年間休日などの認識にズレが生じると、思わぬトラブルにつながる危険性があります。またコミュニケーションを頻繁にとる仕事なので、ストレスが溜まるときもあるでしょう。そのときに相手の気持ちやストレスの原因を理解していれば、適切なサポートを行えます。

共働きを考える

理学療法士との結婚生活を安定させるためには、共働きも考えておきましょう。理学療法士の年収は高いわけではないので、専業主婦でいることはむずかしいでしょう。正社員ではなくとも非常勤やパート、派遣会社などで仕事をして、少しでも家計の負担を軽くしてあげましょう。お互いが協力しながら生活を続けることで、良好な夫婦関係につながります。

家事の役割分担を明確にする

共働きするとなると、家事の役割分担を決めておくことをおすすめします。お互い忙しいなかでどちらか一方に家事を任せてしまうと、夫婦関係に悪影響が出る可能性があります。なるべく負担が片方に偏らないよう、家事の役割分担について話しあいましょう。

転職の際は慎重に話しあう

理学療法士が転職することは珍しいことではありません。転職で年収が上がる可能性はありますが、その分通勤が不便になったり、残業時間が今より増えたりすることもあるでしょう。転職は結婚生活に大きく影響するので、夫婦で話しあって慎重に決めましょう。給料も大切ですが、なによりも心身の健康が一番です。「転職して失敗した……」ということにならないように、職場を変えるメリットやデメリットをよく考えてみましょう。

理学療法士とよく話しあって幸せな結婚生活を送ろう

新郎と新婦

理学療法士は医療職ではありますが、年収は全国平均より低い傾向にあります。しかしお互い協力しながら生活すれば、結婚することは十分に可能です。また理学療法士が収入を上げる手段も、さまざまなものがあります。幸せな結婚生活を送るためにも、仕事や家事についてよく話しあってみましょう。
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